公開日 2017年01月04日
最終更新日 2017年01月25日
平成26年度から、これまでの「農地・水保全管理支払交付金」が「多面的機能支払交付金」に変わります。
農山村漁村は、食料の生産だけではなく、国土・自然環境の保全などの多面的機能を発揮しており、都市住民を含む様々な人々に多様な恩恵をもたらしています。
しかしながら、近年、高齢化や人口減少等により、地域の共同活動等によって支えられている多面的機能の発揮に支障が生じる状況となっています。
これらを踏まえ、従来の「農地・水保全管理支払交付金」事業から「多面的機能支払交付金」事業へと名称を変更し、内容の一部変更・追加が行われました。
活動は大きく分けて農地維持支払、資源向上支払(共同活動)、資源向上支払(長寿命化)の3つとなります。
【農地維持支払】…農業者のみ又は地域住民等を含む活動組織による多面的機能を支える共同活動の支援(例:水路の泥上げ、体制の拡充・強化、保全管理構想の作成等)
【資源向上支払】…地域住民等を含む活動組織による地域資源の質的向上を図る共同活動の支援
(共同活動)→施設の軽微な補修、農村環境保全活動、多面的機能の増進を図る活動等
(長寿命化)→老朽化が進む農業用用排水路などの長寿命化のための補修・更新
農林水産省・岡山県・井原市が地域の活動組織と連携して実施しています。
活動主体は地元活動組織となりますので、組織の設立や取り組みの詳細については農林課農林整備係までお問い合わせください。
(平成19年度~平成22年度までは、農地・水・環境保全向上対策として実施していましたが、平成23年度から農地・水保全管理支払として、平成26年度からは多面的機能支払として内容の一部と名称を変更して実施しています。)
【参照】 農林水産省ホームページ
多面的機能支払交付金