水稲経営の方へ:田植え時期のジャンボタニシ対策

公開日 2017年01月05日

最終更新日 2019年05月27日

 ジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)は、田植え直後のやわらかいイネを食いちぎったり、水面に浮かぶ葉を引き込むように食べます。被害が多ければ欠株になり、収量に影響することもあります。

井原市内では、稲倉・県主・木之子地域に多く生息しています。

暖冬の後は、越冬した貝の数が多いことが予想されるため、平年以上に注意して十分な対策を取ってください。

 

【田植え時期の対策】
1 田植え後20日間は浅水管理する
 水深が4cmを超えると被害が生じやすくなります。
 また、水深はできるだけ浅くするのが理想だと言われます。
 浅水管理のためには、代かきで水田をできるだけ平らにしましょう。
 水田にでこぼこがあると、水深が深いところで被害が出る可能性があります。
 田植え後約3週間経ち、イネが硬くなると、食べられる被害はなくなります。

2 用水路から侵入させない
 水田の取水口と排水口に金網(2cm以下の細かい目)を設置し、侵入してくる貝を減らしましょう。
 金網の外側にはゴミが詰まらないよう、目の粗い網を設置します。
 1cm以下の幼貝はイネの茎を食べられません。
 目があまり細かいと、すぐ詰まってしまいますので、大きな貝が入りにくくなるように、水路の状況を見て目合いを決めましょう。

3 農薬による防除
 浅水管理や侵入防止などの方法でうまくいかない場合は、農薬の使用も検討しましょう。
 ジャンボタニシ用の農薬には、貝を殺すもの、食害を抑えるもの、イネの生育中に使用できないものなどの種類があります。
 使用する場合は、必ず農薬のラベルに記載された使用方法、使用上の注意事項を守って使用しましょう。

 

【春から秋にかけての対策】
○水田・水路の貝を減らす
 水田や水路の壁面に産み付けてある卵塊は水面下に落としましょう。水中では孵化できません。
 卵は2週間程度で孵化し、早ければ孵化から2か月程度で成熟すると言われます。
 卵塊をこまめに水面下に落とすことで貝の数を減らし、来年以降の被害を抑えましょう。


【参考】
岡山県植物防疫情報第2号[PDF:1MB]

お問い合わせ

農林課
住所:〒715-8601 岡山県井原市井原町311番地1 本庁2階
TEL:0866-62-9522
FAX:0866-62-1744

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