10月26日はデニムの日です!

公開日 2021年10月25日

最終更新日 2023年10月06日

 10月26日は、語呂合わせで「デニムの日」です。

 デニムの魅力をより多くの人に知ってもらうことを目的として、一般社団法人日本記念日協会が認定している記念日です。

 

 井原市とデニムの歴史は古く、戦国時代末期に綿花の栽培が始まったと伝えられています。江戸時代には、綿花と藍の栽培が盛んになり、藍染め織物が特産品として全国に広まっていました。明治時代から、「備中小倉織」と呼ばれる厚手の藍染め織物が大量生産されるようになり、第二次世界大戦終戦後、海外から入ってきたジーンズが流行したことで、国産デニムの需要が高まりました。

 「備中小倉織」のひとつである「裏白」と呼ばれる、表面が藍色、裏面が白色の厚手の織物が、海外のデニム生地と同様のものであったことから、井原市で裏白を使ったジーンズやデニム生地の生産が始まりました。

 デニム生地作りには、各工程に熟練の技術と感性が必要であり、絶妙な色合いや風合いを再現できる技術を認められ、ヨーロッパをはじめ世界的なファッションブランドでも井原で作られたデニムが採用されています。

 このように、長い歴史と高い品質から、井原市は「デニムの聖地」と呼ばれています。

 また、本市を代表する地場産品である井原デニムを愛用する事で、その価値を再認識して誇りを持ち、市民一人一人がその魅力を広めていくことを目的として「井原デニム条例」を令和3年3月29日に制定しています。

 井原デニム条例では、「10月26日のデニムの日には、積極的にデニム製品を身に着ける」と定めていることから、市民の皆様におかれましても、10月26日のデニムの日に、「デニム製品」を身に着け、その魅力を市民一体となって広めていきましょう。

 

 

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