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井原市の見所って何があるの?

井原市(いばらし)の自然

公開日 2016年12月03日

最終更新日 2016年12月03日

1.経ヶ丸山頂

写真:経ヶ丸山頂

標高281メートル。周囲の見晴らしがよく、北に高梁市の弥高山、西に福山市の工業地帯、沖に停留する船が見え、南には笠岡沖、東に水島の工業地帯が見渡せます。正月には初日の出を見るために多くの人でにぎわいます。

2.浪形岩

写真:浪形岩

標高約260メートル、千手院の庭に露出した貝殻石灰岩で、岩はだが長い年月の間に地下水で溶かされ、そのあとが、浪に洗われたあとのように見えることから「浪形岩」と呼ばれています。

この石灰岩は、カキ、ハネガイ、ベンケイガイなどの貝類の化石から形成されていて、まれに、サメの歯、ウニの化石も見られます。

時代は、中新世(約2000万年前)で、当時このあたりが浅い海であったことがわかります。幕末に、千手院の住職証算和尚が庭を掘り出したことにより、現在、すばらしい景観を織りなしています。

3.道祖渓

写真:道祖渓

全国的にも珍しい輝緑岩の渓谷。小田川の支流雄神川にあり、輝緑岩の台地を深く削って那須氏の菩提寺・永祥寺の南へ流れ出ます。永祥寺の開山実峰良秀を慕い集まった童子の中に道祖神の化身がいたという伝説から「道祖渓」と命名されました。

4.鳴滝峡

写真:鳴滝峡

およそ800メートルの遊歩道の中に大小さまざまな11の滝からなる山間の美しい渓谷です。鳴滝(雄滝)と二ノ滝が、まるで1つの滝であるかのように見える中程の展望台からの眺めが最高です。河床には甌穴群や切り立った屏風岩を見ることができます。

5.天神峡

写真:天神峡

天神峡は四季折々に美しい姿をみせます。天神社・黒丸神社の社叢を中心とした小田川に沿った景勝地で、高梁川上流県立自然公園の中にあります。渓谷は1キロメートルにわたり、カエデ・モミ・カシなどの巨樹・老木が清流に影を落とします。

6.鬼ヶ嶽

写真:鬼ヶ嶽

鬼ヶ嶽は美山川の上流の浸食された輝緑岩の地盤と水辺の樹層が約4kmにわたって続く渓谷で、周辺には遊歩道も整備されています。新緑の春、カジカガエルの鳴き声が響き、ホタルが飛び交う初夏、紅葉に包まれる秋、渓谷が雪化粧する冬など、四季折々の豊かな表情を見せてくれます。

7.白糸の滝

写真:白糸の滝

白糸の滝は、その名の通り、流れる水が、まるで白い糸のように美しい滝です。滝は5段になっており、5段合わせて落差は25メートルあります。その流れは美山川へと流れ込みます。周辺には新たに桜やもみじ約350本が植えられ、桜や紅葉の時期には滝の美しさと相まって格別に美しい景観を見せます。