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井原市の特産品を見てみよう!

ジーンズ

公開日 2016年12月05日

最終更新日 2016年12月05日

写真:ジーンズのふるさといばら

今から340年ほど前から綿花を栽培し、手つむぎと手織により衣服を織っていました。江戸時代には参勤交代で行き来する人々の土産物として、大いに人気があったそうです。

明治時代から生産が始まった小倉服地は主として学生服などに使われ、第二次世界大戦まで「備中小倉」として、その製品は世界各国に送られました。

こうした厚地織物の技術とジーンズの素材になるデニム地の生産地であった井原では、昭和30年後半から米国製ジーンズが東京・大阪で若者に人気を博していることに着目し、全国に先駆けてジーンズの製造を開始しました。

そして昭和45年頃から若者を中心に爆発的なジーンズブームが訪れ、一時井原では年間1,500万本、国内のおよそ70%にもあたる生産量を誇り日本を代表するジーンズ産地として今日に至っています。