市議会市長提案説明(平成28年12月市議会定例会)

公開日 2017年01月30日

最終更新日 2017年01月30日

平成28年12月5日(月)

■平成28年12月市議会定例会市長提案説明要旨

平成28年12月市議会定例会市長提案説明要旨

本日12月市議会定例会をお願いいたしましたところ、議員の皆様方には大変お忙しい中ご出席を賜り、厚く御礼を申し上げる次第であります。本定例市議会におきましてご審議をお願いいたします案件は、既にご案内をいたしておりますが、議案の説明に先立ちまして、諸般の情勢と市政の状況等について申し述べ、市議会並びに市民各位のご理解とご協力を賜りたいと存じます。

まず、最近の諸情勢と行政を取り巻く環境についてであります。
政府が発表した11月の月例経済報告では、「景気は、このところ弱さもみられるが、緩やかな回復基調が続いている。」とし、先行きについては、「雇用、所得環境の改善が続く中で、各種政策の効果もあって、緩やかな回復に向かうことが期待されるものの、海外経済の不確実性や金融資本市場の変動の影響に留意する必要がある。」としているところであります。

こうした中、政府は、デフレからの脱却を確実なものとし、経済再生と財政健全化の双方を同時に実現していくため、「経済財政運営と改革の基本方針2016」、「まち・ひと・しごと創生基本方針2016」、「ニッポン一億総活躍プラン」などを着実に実行することとしております。さらに、年度内を目途に「働き方改革」の具体的な実行計画を取りまとめるとともに、デフレから完全に脱却し、しっかりと成長していく道筋をつけるため、「未来への投資を実現する経済対策」及びそれを具体化する平成28年度第2次補正予算を円滑かつ着実に実施することとしております。本市においても、こうした国の動向に即応した事業を展開することとしており、今後とも国の動向を注視しながら、本市として取組みが可能な施策を適切な時期に講じてまいりたいと考えております。

次に、平成29年度の国、県における予算編成の状況であります。

国におきましては、予算編成の基本方針を決定し、「経済財政再生計画」の枠組みの下、安定した恒久財源を確保しつつ、一億総活躍社会の実現に向けた施策を充実させることとしております。
また、県では、現在策定中の「(仮称)新晴れの国おかやま生き活きプラン」の初年度となることから、重点戦略としている教育の充実や産業振興など、おかやま創生の実現に向けた施策・事業に重点的に配分するとしておりますが、具体的な内容が示されていない状況であります。

次に、本市の来年度予算編成についてであります。
国、県の予算編成等が明らかでない現段階において的確な見通しを立てることは極めて困難でありますが、歳入面では、歳入の約3分の1を占めております普通交付税の「合併算定替」の特例期間が終了し、昨年度、平成27年度より段階的に減額されております。平成29年度は特例措置の50パーセントが減額されることになり、国の算定見直しによる加算額を考慮しても、大幅な減額が見込まれます。
また、法人市民税は、市内企業の業績が年次的に、大きく変動することから安定した収入が見込めないなど、財源の確保は引き続き厳しいものになると予測されるところであります。

こうした厳しい財政環境の中にありましても、最終年度を迎える「井原市第6次総合計画」に掲げる各種施策や平成27年度に策定した「元気いばら まち・ひと・しごと創生 総合戦略」に掲げる諸事業を力強く、一つ一つ着実に推進してまいる所存でございます。
このため、予算編成にあたっては、情勢の変化に的確かつ機動的に対応しながら、従来にも増して歳出全体の徹底した洗い直しを行い、事業の選択と集中により、予算配分の重点化・効率化を実施し、社会経済情勢の変化を踏まえ緊要と考えられる施策等に必要な経費の確保を図ってまいりたいと考えております。

次に、市政の状況等について申し述べます。
まず、去る10月21日に発生した、鳥取県中部を震源とする地震についてであります。本市では、最大震度3を記録しましたが、特に目立った被害は報告されておりません。鳥取県内の被災地では、復興に欠かせない家屋の被災認定事務が急がれる中、本市としましても、湯梨浜町に建築技術職員を派遣したところであり、今後も現地の状況などを踏まえながらできる限りの支援を行ってまいりたいと考えております。

次に、計画策定についてであります。
平成30年度から向こう10年間の本市の新たな指針となる「第7次総合計画」の策定を、本年度から取り組んでいるところであり、これまでに市民意識調査及び中学生アンケートを実施するとともに、まちづくり計画推進会議委員50人によるワークショップを開催し、現在、施策の柱づくりを進めているところでございます。今年度中に基本構想原案を取りまとめ、来年度には前期基本計画の策定に取り組むこととしております。

次に、公共施設等の総合的かつ計画的な管理に関する基本的な方針・考え方を定めた「公共施設等総合管理計画」についてでありますが、来年3月の計画策定に向け、パブリックコメント等を通じて市民のみなさまのご意見を計画に反映させてまいりたいと存じます。

次に、スポーツ関係でございますが、11月20日に本市のマラソン公認コースで、中国高等学校駅伝競走大会が6年ぶりに開催され、中国5県の予選を勝ち抜いた男女各34チームが、熱い戦いを繰り広げました。女子では、地元興譲館高校が14年連続15回目の優勝を飾ったところであり、陸上のまち井原を改めて市内外に発信するとともに、12月の都大路におきましても健闘してくれるものと期待しているところでございます。
また、来年3月5日に開催いたします第31回全国健康マラソン井原大会では、ゲストランナーとして、アテネオリンピック、女子マラソン金メダリスト「野口みずきさん」をお迎えし、大会に花を添えていただくことになっております。ぜひ、多くの皆様にご参加いただきたいと考えております。

最後に、株式会社井原エンタープライズの株式の譲渡についてでありますが、昭和63年に旧井原市、旧芳井町、旧美星町が、地域振興の観点から出資した、株式会社井原エンタープライズの株式について、経営権移譲の提案のあった株式会社バンリューゴルフへ譲渡することとしました。
今後は、ゴルフ事業に実績のある会社の運営により、事業が発展されることに期待しております。


以上、最近の諸情勢と市政の状況等について申し述べたところでありますが、次に本市議会定例会におきましてご審議をお願いいたします諸議案について、その概要をご説明申し上げたいと存じます。

まず、予算案件についてであります。
議案第63号「平成28年度井原市一般会計補正予算(第3号)」についてでありますが、今回の補正は、職員の異動及び給与改定に伴う人件費、補助事業の決定、事業費の確定によるもののほか、緊急を要するものを主体に所要の措置を講じたところであります。
その結果、補正額は、7億1,540万円となり、補正後の予算総額は、209億3,380万円となった次第であります。その主な財源といたしましては、国庫及び県支出金、市債等を充当いたしております。

以下、歳出の主なものについてご説明申し上げます。
まず、各科目において、それぞれ人件費補正を行い、総額で6,253万余円を減額計上いたしております。
総務費では、安全安心のまちづくりのため、市内6か所の公共施設へ防犯カメラを設置する経費として180万円を計上しているほか、地域の防犯組織が設置する防犯カメラ設置に対する補助金1,770万円、国庫負担金等精算返還金4,389万余円を計上いたしております。
民生費では、国民健康保険事業特別会計への繰出金280万円を計上しているほか、介護ロボット導入事業費補助金435万円を計上いたしております。
衛生費では、岡山県西部衛生施設組合への負担金352万余円のほか、井原地区清掃施設組合への負担金を527万余円、減額計上いたしております。
土木費では、市営住宅営繕工事費に5,740万円を、消防費では、井原地区消防組合への負担金を6,022万余円、減額計上いたしております。
教育費では、小学校5校への空調設備設置工事費1億9,000万円を計上しているほか、井原中学校建設事業に5億円、来年度より3歳児教育を開始する高屋・木之子・西江原幼稚園の備品等の整備へ362万円を計上いたしております。
なお井原中学校建設事業につきましては、平成28年度から平成32年度までの本体工事及び監理経費として合計32億6,500万円を継続費に計上いたしております。
また、国の第2次補正予算に対応する一部の事業につきましては、年度内での事業完了が見込めないことから繰越措置を行うこととしております。

次に、議案第64号「平成28年度井原市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)」は、人件費補正のほか、前期高齢者納付金の不足に伴う補正をお願いしております。

議案第65号「平成28年度井原市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)」は、井原浄化センター耐震化実施設計の実施に伴う補正をお願いしております。

議案第66号「平成28年度井原市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)」は、人件費補正のほか、国庫負担金の精算等に伴う補正をお願いしております。

次に、条例案件についてであります。
議案第67号「井原市職員の勤務時間、休日及び休暇等に関する条例の一部を改正する条例について」は、一般職の職員の勤務時間、休暇等に関する法律の一部改正に伴い、これに準じて所要の改正をするものであります。

議案第68号「井原市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について」は、平成28年8月8日付けの人事院勧告に準じて、所要の改正をするものであります。
議案第69号「井原市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例について」は、市長等の期末手当について、一般職の職員の期末・勤勉手当に準じた支給月数の引上げを行うため、所要の改正をするものであります。

議案第70号「井原市税条例等の一部を改正する条例について」は、地方税法等の一部改正に伴い、所要の改正をするものであります。

議案第71号「井原市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について」は、所得税法等の一部改正に伴い、所要の改正をするものであります。

議案第72号「井原市簡易水道条例の一部を改正する条例について」は、給水区域の変更により、所要の改正をするものであります。

議案第73号「井原市農業委員会の委員等の定数に関する条例について」は、農業委員会等に関する法律の一部改正に伴い、農業委員会委員等の定数を定めるものであります。

次に、人事案件についてであります。
議案第74号「固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて」は、本市固定資産評価審査委員会委員の任期満了に伴い、後任委員の選任につき議会の同意を求めるものであります。

以上が、今回提案いたしました議案の概要でありますが、詳細につきましては、いずれ日程に上がりました都度、私なり関係職員から、ご説明申し上げたいと存じます。


なお、この機会に若干のご報告等について申し上げたいと思います。
まず、東京新橋の岡山県アンテナショップでの本年度2回目のPR事業につきましては、「まるごといばらPRフェア」として、去る11月22日、23日に開催し、多くの方にご来場をいただき、今回も盛会裏に終えたところであります。
私もトップセールスを行い、井原デニムや明治ごんぼう、美星産野菜など、井原の旬の特産品の販売やPRなどを直接行い、魅力を余すことなく発信したところであります。
特に、明治ごんぼうや美星産野菜等の試食提供では、本市からシェフを派遣し、素材をいかした料理でおもてなしをし、来場者の大勢の方から「本当においしい」との声をいただくことができました。
また、井原デニムや野菜などの販売においては、140点もの多くの商品を販売するなど、今後の販路開拓に向けて好感触を得ることができました。

次に、田中美術館の特別展であります。去る9月16日から先月6日まで開催しておりました、秋季特別展「棟方志功 平櫛田中を『先醒』(せんせい)と呼んだ板画家」におきましては、埼玉県や神奈川県といった遠方からも足をお運びいただき、全国各地から8,808人のご来館をいただきました。来館者の方々からは、「とても迫力のある作品で圧倒された」、「棟方志功と平櫛田中の交流がよくわかった」といった感想をお寄せいただき、好評のうちに終了することができました。

次に、交通事故の防止についてであります。
年末年始は交通事故の発生しやすい時期であることから、恒例の年末年始の交通事故防止県民運動が展開される中、皆様にはより一層交通安全に努めていただきますようお願いを申し上げる次第であります。

最後に、会議等への出席状況についてであります。
10月6日、全国都市問題会議が岡山市で開催され、出席いたしました。
10月17日、中国市長会秋季役員会が三原市で開催され、出席いたしました。
10月18日、おかやま創生総合戦略推進有識者会議が岡山市で開催され、出席いたしました。
10月27日、地元選出国会議員を訪ね、本市の特別交付税等への特段の配意をお願いいたしました。また、この夜お招きいただいた東京後月会に出席し、ふるさと納税等へのご協力をお願いいたしました。
11月2日、井笠地区農業共済事務組合正副管理者会議が矢掛町で、岡山県市町村総合事務組合組合議会が岡山市で開催され、出席いたしました。
11月4日、岡山県西部衛生施設組合正副管理者会議が笠岡市で開催され、出席いたしました。
11月7日、岡山県市長会行政懇談会が岡山市で開催され、出席をいたしました。
11月9日、井笠地区農業共済事務組合組合議会が矢掛町で開催され、出席いたしました。
11月11日、岡山県西部衛生施設組合組合議会が笠岡市で開催され、出席いたしました。
11月16日、17日、全国市長会行政委員会及び理事・評議員合同会議が東京で開催され、国への要望事項を取りまとめるとともに、関係国会議員への要望活動を行いました。
11月22日、おかやま企業立地セミナーが東京で開催され、企業用地のPR並びに企業誘致活動を行ってまいりました。
11月25日、二市一町首長・正副議長会議が矢掛町で開催され、出席いたしました。
11月28日、岡山県市町村職員共済組合組合会が岡山市で開催され、出席いたしました。

以上が報告でありますが、提出しております諸議案につきましては、何とぞ慎重にご審議の上、適切なご議決を賜りますようお願いを申し上げまして、提案説明とさせていただきます。

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