市議会市長提案説明(平成27年 6月市議会定例会)

公開日 2017年01月30日

最終更新日 2017年02月27日

平成27年6月15日(月)

■平成27年6月市議会定例会市長提案説明要旨

平成27年6月市議会定例会市長提案説明要旨

 中国地方では平年より4日早く今月3日に梅雨入りし、まさに雨の多い季節に入ったわけであります。 思い起こせば、昨年8月、広島市において局地的な集中豪雨が発生し、大規模な土砂災害に見舞われ、多くの尊い命が奪われたことは記憶に新しいところであります。こうした自然災害はいつ何どき起こるかわかりませんが、被害を最小限に食い止めるため、市民一人ひとりが万が一の場合に備えておくことが重要であります。
 こうした中、昨日は、井原リフレッシュ公園多目的広場を中心に総勢約500人の参加をいただき、総合防災訓練を実施いたしたところであります。また、8月には、西江原地区におきまして小田川の決壊を想定した避難訓練を予定しているところであり、こうした取り組みをとおして防災体制の一層の充実を図ってまいりたいと考えております。

 さて、本日6月市議会定例会をお願いいたしましたところ、皆様方にはご多用の中、おそろいでご出席を賜り、まことにありがとうございます。
本定例会におきましてご審議をお願いいたします案件は、既にご案内申し上げておりますが、議案の説明に先立ちまして、最近の諸情勢及び市政の状況等について申し述べ、議員各位並びに市民皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。
 まず、我が国の経済状況についてであります。
政府が発表した5月の月例経済報告では、景気は緩やかな回復基調が続いており、個人消費は、持ち直しの兆しがみられ、消費者物価は、緩やかに上昇しているとしております。 また、先行きにつきましては、雇用・所得環境の改善傾向が続くなか、原油価格下落の影響や各種政策の効果もあって、緩やかに回復していくことが期待される一方で、海外景気の下振れなど、我が国の景気を下押しするリスクに留意する必要があるとされております。
 こうした中、政府は、地方への好循環拡大に向けた緊急経済対策及びそれを具体化する平成26年度補正予算を迅速かつ着実に実行するとともに、平成27年度予算の円滑かつ着実な実施に努めているところであります。
 次に、地方をめぐる国の動きについてであります。
 現在、政府は「まち・ひと・しごと創生基本方針2015」を、今月中にも策定することとしており、新型交付金の創設など地方創生の深化に向けた議論がなされているところであります。こうしたことから、今後も国の動きを注視するとともに、地方の意見を十分反映した議論がなされるよう、市長会などあらゆる機会を通じて国に対して強く働きかけてまいりたいと考えております。
 次に、市政の状況等について申し述べます。
 まず、地域創生施策についてでありますが、人口減少問題に対応するため、部局横断的な体制として私を本部長とした「元気いばら創生戦略本部」を4月1日、立ち上げたところであります。下部組織である幹事会で案を練り、国の「地方創生人材支援制度」を受けて配置した「地域創生戦略顧問」である岡山大学の三村教授や市民の方といわゆる「産官学金労言」の外部委員で構成する「元気いばら創生戦略会議」からのご意見ご提言を踏まえ、来年2月末を目途に、人口ビジョン・総合戦略を策定してまいります。
 また、新たに地域おこし協力隊を導入し、地域外の人材を積極的に誘致することで、その定住・定着や地域力の維持・強化を目的としており、市内3地区への配置を想定しております。
 さらに、本市の魅力を積極的に発信していくため、大田原市・井原市友好親善都市盟約30周年記念事業、宙ガールイベント事業を考えております。
 まず、大田原市・井原市友好親善都市盟約30周年記念事業では、9月27日、両市の絆をさらに深め、相互の連携により地方創生を強力に推進するため、東京スカイツリーを会場として、本市の知名度の向上を図るとともに、観光客の誘致につなげていくこととしております。
 宙ガールイベント事業につきましては、日本三選星名所に認定された本市の美星町において、美しい星空を活用したイベントを11月14日に開催する予定であります。当日は、天文ファンでタレントの篠原ともえさんをゲストに招き、全国の星好きな女性、いわゆるソラガールに、美星の魅力をアピールし、交流による地域活性化を図るとともに、移住への期待も膨らませているところであります。
 これらに関係する経費につきましては、今議会で補正予算をお願いしているところでございます。
 次に、井原市プレミアム付商品券についてでありますが、消費喚起と商業活性化を図るために、井原商工会議所と備中西商工会によりましてプレミアム付商品券45,000冊が販売されることとなっております。この商品券は1冊10,000円で販売されますが2,000円分のプレミアムが付いておりまして、12,000円分の商品券となります。販売は7月5日、日曜日から開始され、初日については井原市民会館、アクティブライフ井原、芳井生涯学習センター、美星公民館の4か所で販売することになっておりますので、お早めにお買い求めいただきたいと思います。なお、発売初日に販売所に行くことが困難な方に対しましては、往復はがきによる予約券の発行も行っております。
 次に、井原市パートナーシップ・プロジェクト事業についてであります。各地区まちづくり協議会が「がんばる地域応援補助金」を活用したまちづくり事業に精力的に取り組まれております。この補助金制度も3年目を迎え、福祉や環境美化、地域の活性化や一体感の醸成、人材育成、特産品の開発・研究、防災、地域学習や歴史研究など事業の内容も多岐にわたっております。こうしたことから、市としましても地域課題の解決に向けた取り組みを、引き続き積極的に支援してまいりたいと考えております。
 次に、消費生活に関することについてでありますが、現在、架空請求トラブルが全国的に増加し、本市におきましても、振り込め詐欺などの被害の相談が増えております。とりわけ高齢者に被害が偏る傾向が顕著になっておりまして、相談体制の更なる充実が非常に重要となってきております。
 こうした中、これまで協働推進課に設置しておりました「消費生活相談窓口」を、今月1日から「井原市消費生活センター」とし、開設いたしました。これにより、市民皆様への案内性を高めるとともに、専用の電話回線を設けることにより、更に相談や情報提供がしやすい体制が整ったところでございます。市民の皆様には、安心してご相談や情報提供をいただきたいと考えております。
 消費生活センターが広く普及し、相談件数等が増えれば、お知らせくんによるタイムリーな情報を市民の皆様にお届けできるなど、相乗効果が期待できると考えておりまして、今後とも消費者被害の防止に向けた啓発活動に、積極的に取り組んでまいりたいと存じます。なお、専用電話の番号は、62―9797でございまして、「消費者トラブル くんな、くんな」と覚えていただきたいと思います。
 次に、健康づくりの推進につきましては、今年度から新たな取り組みとして、保健師、栄養士を地域に積極的に派遣し、気軽に利用できる健康相談の場を設け、健康の保持・増進を図る訪問型相談支援事業「おせっかい保健師健康相談事業」と「健康カフェ」を実施しております。
 「健康カフェ」は、本年度15回の実施を計画しており、5月16日の西江原地区の運動会を皮切りに、本日までに地域の運動会や健康福祉フェスタなど6会場で実施し、109名の方が健康相談をご利用いただいております。主に、血圧や高脂血症などの相談が多く、「時には健康相談も必要だと思う」、「日頃聞きたかったことが聞けて良かった」、「平日は仕事で相談を利用できないので、休日の健康相談は新鮮でした」などのお声を頂いております。
 また、「おせっかい保健師健康相談事業」は、本日発行の市広報誌やホームページ、ケーブルテレビなどで派遣募集を開始する予定にしています。さらに、募集によるもの以外でも、総合検診等の検診結果説明会を、7月末から12月中旬まで、地区公民館や井原保健センターなどで十回開催する予定にしております。
 次に、チームで楽しみながら生活習慣の改善に取り組んでいただく「メタボレンジャー笑ってチャレンジカップ」は、11チーム33名のご参加をいただき、先月31日に開幕式を行いました。各自で目標を決めていただき、11月末までの6か月間、メタボ解消に向けたチームでのチャレンジが始まっております。なお、期間中はチャレンジャー支援講座やラストスパート支援講座などを開催し、目標達成に向けた支援を行っていく予定にいたしております。 そのほか、保育園・幼稚園児を対象とした「笑顔の食育参観日」や各種健診事業、母子保健事業、予防接種事業など、本年度も引き続き市民の健康づくりを推進するため各種の事業を実施してまいります。
 次に、スポーツ関係でありますが、井原市体育協会の40周年記念事業といたしまして、9月20日、日曜日、井原体育館におきまして、バレーボールVリーグ女子に所属する「岡山シーガルズ」と「デンソー・エアリービーズ」のプレシーズンマッチを開催することが決定いたしました。Vリーグは日本の頂点に立つリーグであり、国内最高レベルのゲームがご覧いただけるものと期待しております。詳細につきましては、今後、広報誌やチラシ、ポスター等でお知らせいたしますので、ぜひ多くの皆様にご来場いただきたいと存じます。

 次に、本市の平成26年度の会計状況についてでありますが、一般会計を初め、特別、企業のそれぞれの会計が計画に基づく事業を展開したところであり、一部を繰り越したものの、おおむね順調に進展し、健全な財政収支で所期の成果が得られたものと考えております。

 以上、最近の諸情勢及び市政の状況等について申し述べましたが、次に本定例市議会におきましてご審議をお願いいたします諸議案につきまして、その概要をご説明申し上げたいと存じます。
 まず、予算案件についてであります。
 議案第44号は「平成27年度井原市一般会計補正予算(第1号)」についてでありますが、今回の補正は、補助事業の決定によるもののほか、緊急を要するもの、地域創生に係る事業を主体に、必要な措置を講じたところであります。
 その結果、補正額は、2億2,770万円、補正後の予算総額は202億1,370万円となった次第であります。その主な財源といたしましては、国庫及び県支出金等の特定財源と前年度繰越金を充当いたしております。

 以下、歳出の主なものについてご説明申し上げます。
 総務費では、地域おこし協力隊事業に628万余円、大田原市・井原市友好親善都市盟約30周年記念事業に369万余円、星の三選・宙ガールイベント事業に180万円、地区集会所等整備事業費補助金に334万余円、コミュニティ助成事業補助金に250万円を計上しておりますほか、公共施設整備基金積立金に1億5,022万余円を計上いたしております。
 衛生費では、飲料水供給事業補助金に373万余円を計上しております。
 農林水産業費では、有害鳥獣被害防止対策協議会補助金に971万余円、園芸総合対策事業費補助金に368万余円を計上しておりますほか、農業用施設新設改良事業に2,080万円を計上いたしております。
 消防費では、井原地区消防組合負担金に700万円を計上しております。
 教育費では、小・中学校の理科教育等設備整備事業に978万円を計上しております。

 次に、条例案件についてであります。
 議案第45号「井原市住宅供給条例の一部を改正する条例について」は、井原市有住宅を入居者に譲渡したため、所要の改正をするものであります。
 次に、事件案件についてであります。
 議案第46号「岡山県市町村総合事務組合の組合市町村数の増加及び規約の変更について」は、津山圏域資源循環施設組合の加入を承認し、規約を変更するものであります。
 次に、人事案件についてであります。
 議案第47号「人権擁護委員候補者の推薦について」は、人権擁護委員の任期満了に伴い、後任候補者の推薦につき意見を求めるものであります。
 以上が、今回提案いたしました議案の概要でありますが、詳細につきましては、いずれ日程に上がりました都度、私なり関係職員から、ご説明申し上げたいと存じます。

 なお、この機会に若干のご報告を申し上げたいと存じます。
 この度、お笑いの殿堂、なんばグランド花月で、井原市を背景に架空の「星の郷ホテル」を舞台とした「よしもと新喜劇」を公演していただきました。タイトルは、「恋はイバラ(井原)の道!?」で、先月16日の2回目の公演では、短い時間ではありましたが、私とでんちゅうくん、そして、ふるさと大使の千鳥のノブさんも出演いたしまして、芸人さんと掛け合いながら、笑いとともに、井原市の魅力をPRし、本市の知名度の向上、定住促進の推進を図ったところであります。会場は満席で、立ち見も含めて約1,000人のお客さんで賑わい、その公演の様子は既に関東・近畿方面で放映されており、この地域では昨日、RSK山陽放送で放映されたところであります。
 次に、田中美術館の特別展であります。
 4月27日から先月31日まで開催しておりました、田中美術館の春季特別展「平家物語を描く 近代によみがえった古典 」におきましては、3,650人の方々のご来館をいただき、おかげをもちまして、好評のうちに終了することができました。
 今年度は、秋にも「特別展~田中賞受賞記念展~黒蕨 壮」を予定しており、今後も質の高い美術作品を展示し、地域文化の向上に尽力してまいりたいと考えております。

 以上が報告でありますが、提出しております諸議案につきましては、何とぞ慎重にご審議の上、適切なご議決を賜りますようお願い申し上げまして、提案説明とさせていただきます。

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