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道祖の竜
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 今から600年ほど前、備中びっちゅう荏原庄えばらのしょう(今の井原市東部)の地頭じとう
那須なす氏にまねかれて実峰じっぽう和尚おしょうというたいへん徳の高いお坊さんが
来られ、西江原町才児さいちご永祥寺えいしょうじを建てました。そのころ、永祥寺の
ほとりには、大池と呼ばれるとても大きな池がありました。実峰和尚は、
いつも夜になると大池のほとりの石にすわってお経をとなえていました。