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鏡獅子 20年ぶりの里帰り (令和6年2月7日(水曜日)~)
会期
令和6年2月7日(水曜日)~約5年半の予定
開館時間
午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日
月曜日(ただし、月曜日が祝日の場合は開館し、翌日振替休館)、年末年始
展示替休館等の詳細は美術館(0866-62-8787)へお問い合わせ下さい。
観覧料
500円(400円)
※( )内は15名以上の団体料金
高校生以下、市内在住の65歳以上の方は無料
※受付で住所、年齢の分かる証明書(シルバーカード、運転免許証等)をご提示ください。
※特別展期間は特別展料金となります。
概要
井原市出身の彫刻家平櫛田中(明治5年生-昭和54年歿)は逝去する107歳まで生涯現役で活躍しました。代表作《鏡獅子》(東京国立近代美術館蔵、国立劇場展観)は22年の歳月をかけて86歳で完成した彩色木彫の傑作です。平櫛田中は、天平時代以来、数多の名作を生みだした日本古来の木彫の伝統を継承しつつ、西洋文化が急速に流入する中で、写実を基礎に東西の表現形式を融合し、近代木彫界に大きな足跡を残しました。昭和37年にはその功績が認められ、文化勲章を受章しています。
《鏡獅子》は、昭和63年と平成15年に当館の特別展で展示されていますが、このたび20年ぶりに井原市で展示されます。国立劇場が建て替えられることに伴い、平櫛田中美術館に長期貸与され、令和6年より令和11年まで約5年半にわたって常設展示いたします。
平櫛田中の渾身の傑作を間近でご覧下さい。
出品作品
平櫛田中《鏡獅子》1958年
東京国立近代美術館蔵
撮影:石元泰博 ©高知県、石元泰博フォトセンター
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