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食品ロスの削減について
食品ロスとは?
食べ残し、売れ残り期限が近いなどの理由で、本来食べられるにも関わらず捨てられてしまう食品のことです。
日本では、年間約472万トン(令和4年度推計)もの食品が捨てられています。
これは、飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食料援助量(約480万t)とほぼ同等であり、
”毎日”、大型トラック1,290台分、国民一人一人がおにぎり1個分(約103g)の食材を捨てていることに相当
する量です。
その一方で、国内では9人に1人の子どもが貧困に苦しんでいると言われています。
食品ロス削減のためにできること
食品ロスの約半分は家庭から発生しています。
「もったいない」の気持ちや食べ物への感謝の心を持ち、できることから始めてみましょう。
1.買い過ぎない
献立を立ててから買い物をする。計画的な買い物をする。
2.使いきる
「賞味期限(美味しく食べることができる期限)」「消費期限(安全に食べることができる期限)」を意識し、
購入した食材は確実に使い切る。
冷凍保存なども活用し、食材を長く美味しく楽しむ工夫をする。
食材の使いきりや料理のリメイクなど、食品ロス削減レシピに挑戦する。
3.食べきる
家庭では作り過ぎに注意し、食べ残しを出さない。
外食の時は、体調や健康維持に留意して、適宜「少なめに」「小盛りで」と依頼する。
◆岡山県3010(さんまるいちまる)運動
宴会のはじめの30分…乾杯後の30分は、席を立たずにできたての料理をしっかり味わいましょう。
宴会のおわりの10分…お開き前の10分間は、自分の席へ戻って残さず料理を食べきりましょう。
4.フードバンク・フードドライブの活用
食べきれない食材をフードバンク・フードドライブに寄付して、困っている人のために役立てる。
◆井原おもいやりネットワーク「フードバンク・フードドライブ」事業
井原おもいやりネットワーク(フードバンク・フードドライブについて) [PDFファイル/602KB]
5.ローリングストック法を意識してみる
普段から少し多めに食材や加工品を買っておき、古いものから順に使って、減った分だけ買い足すことで、
常に一定量の食料を家に備蓄する「ローリングストック法」を日々の暮らしに取り入れることで、災害など
もしもの時にも備えつつ、食品の無駄を減らす。
関連情報
環境省「食品ロス ポータルサイト」食べ物を捨てない社会へ<外部リンク>
消費者庁「めざせ!食品ロスゼロ」新しい生活様式での食品ロス削減の工夫<外部リンク>
農林水産省「食品リサイクル・食品ロス」<外部リンク>