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被覆肥料の被膜殻の流出防止対策について

ページID:0011154 更新日:2025年5月16日更新 印刷ページ表示
 被覆肥料とは、表面がプラスチック等の殻で覆われている肥料のことです。肥料成分が徐々に水に溶け出すため作業の負担が少なく、多くの稲作農家が使用しています。
 しかし、溶け出した後のプラスチック殻が田んぼから海や川に流れ出し、環境に悪影響を及ぼしていることが大きな問題となっています。被覆肥料を適正に施用し、被膜殻の流出防止に十分留意しましょう。

 現在、取組可能な方策は以下のとおりです。各自流出防止に努めていただきますようお願いいたします。

〇畦畔管理(あぜが崩れていないかのかを確認)
・あぜ塗りの徹底やあぜシートを設置する。
・止水板はあぜより高くする。
〇代かき・田植え
・入水時までに田面の高低差をなくす。
・代かきはできるだけ浅水で行う。
・田植え前の落水は行わず、自然落水で水位を調整する。
○水田外に出さないために
・排水口にネットを設置する。
・水田で浮上した被膜殻をすくい取る。
〇施肥
・樹脂を使用していない肥料や、流し込み液肥の活用を検討する。
・堆肥や緑肥などの有機質肥料の導入を検討する。
・土壌診断やJAの栽培暦等により適正施肥に努める。
・施肥量の削減につながる側条施肥技術を導入を検討する。