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水道水質検査結果
井原市内で実施した、水道水質検査の結果をご覧いただけます。
水道水の有機フッ素化合物(PFOS及びPFOA)の検査結果について
市内における水道水の安全性を確認するため、東部水源地のほか10水源地(全11水源地)において、令和5年11月2日に原水を採水し、有機フッ素化合物(PFAS:ピーファス)の一種、PFOS及びPFOAの水質検査を実施しました。
すべての地点において定量下限値(5ng/L)未満でした。なお国の定める暫定目標値は50ng/L以下となっています。
令和5年度PFOS及びPFOA臨時[PDFファイル/19KB]
PFOS及びPFOAに関する説明
PFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)、PFOA(ペルフルオロオクタン酸)は、幅広い用途で使用されてきました。具体的には、PFOS については、半導体用反射防止剤・レジスト、金属メッキ処理剤、泡消火薬剤などに、PFOA については、フッ素ポリマー加工助剤、界面活性剤などに主に使われてきました。
PFOS、PFOA は、動物実験では、肝臓の機能や仔動物の体重減少等に影響を及ぼすことが指摘されています。また、人においてはコレステロール値の上昇、発がん、免疫系等との関連が報告されています。しかし、どの程度の量が身体に入ると影響が出るのかについてはいまだ確定的な知見はありません。
そのため、現在も国際的に様々な知見に基づく検討が進められています。国内において、PFOS、PFOA の摂取が主たる要因と見られる個人の健康被害が発生したという事例は確認されておりませんが、環境省は厚生労働省と連携し、最新の科学的知見に基づき、暫定目標値の取扱いについて、専門家による検討を進めています。
また当該物質は、水道法で検査を義務付けられている水質基準項目ではなく、水質管理目標設定項目と呼ばれる水質管理上留意すべき項目に設定されており、水道事業者が水質基準に準じた検査等の実施に努めるよう通知されている項目となります。
出典:PFOS、PFOA に関するQ&A集 2023年7月時点
(環境省 PFASに対する総合戦略検討専門家会)<外部リンク>