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図書館職員だより(図書館便りから)

  

第111号(H22.7.1発行)から

−文月(ふみつき)−

 旧暦7月の異称。ふみづき。
 7月7日の夕方にちなんだ呼び名だというのは定説になって
いる。『万葉集』にも
 あらたまの年の諸長く思い来し恋をつくさむ7月7日の夕は我も
悲しも 
というのがあり、この7月をフミツキと訓ませている。
 文月の語源だが7月7日の七夕行事に、詩歌を牽牛・織女の
2星に献じたり、書物を開いて夜気にさらす風があるので文月と
いう説がある。
 しかし、七夕の行事は奈良時代の養老年間(717〜724)に
中国から移入されたもので、もともと日本にはない風習である。
このことから、稲の「穂含月」だとする説や稲の穂の『含月』だと
する説の方が、水稲耕作に結びついて納得がいくようである。

参考図書:『現代こよみ読み書き辞典』(柏書房)より 
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第112号(H22.8.1発行)から

−ささやかな楽しみ−

 八十歳が近い私の母は、毎朝五時に起きると、新聞に一通り
目を通すのが日課です。朝日新聞の朝刊を購読していますが
最近楽しみが増えたのだとか…。
 新聞の一面にあるドラえもんからの質問に挑戦し、更に紙面上
のどこかにある回答を探して楽しんでいるそうです。それ今年の
一月からスタートしている『しつもん!ドラえもん』という子ども向
けの連載です。テーマも「ことばづかい編」、「うみ編」などいろいろ
変わり、今月からは「かんきょう編」になるようです。大人にとって
は簡単な質問もありますが、知識を再確認したり、時折増やしたりと、手強すぎないところが楽しみとして、毎日続けられる理由かも
しれません。
 今は夏休み、図書館は一年中で一番活気あふれています。
親子で、またお孫さんと一緒に知ることの楽しみを見つけに、又
興味ある事への答えを探しにいらしてください。
第113号(H22.6.1発行)から

−赤とんぼ−

 ♪夕焼け小焼けの赤とんぼ〜♪
 何故かこの時期になると口ずさんでしまうこの歌は、
詩を三木露風によって1921年(大正10年)に発表され、曲は
山田耕筰がベルリン留学を経て、日本の詩にメロディーをつけたい
という思いが強く、1927年(昭和2年)にこの詩に曲をつけました。
そのメロディーは、秋の夕暮れの美しい風景を思い浮かべる
抒情感にあふれ、2007年(平成19年)に日本の歌百選の1曲に
選ばれました。
 ♪負われて見たのはいつの日か〜♪
 昔に比べて、赤とんぼを見る事が少なくなりましたが、子ども
時代を思い出し、孫や子どもたちと一緒に赤とんぼに夢中になる
のもいいかもしれません。

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