公開日 2021年08月05日
最終更新日 2023年06月28日
岡山県では、腸管出血性大腸菌感染症の発生が増加しており、今後も発生が続く可能性があることから、
令和5年6月23日付けで県下全域に「腸管出血性大腸菌感染症注意報」を発令しました。
腸管出血性大腸菌感染症は、通常の食中毒対策を実施することで十分に予防可能です。ただし、少量の
菌量でも感染、発症しますので、患者の便やおむつの取り扱いには十分に注意し、家庭での二次感染にも
気をつけてください。
予防方法
・調理前、食事前、排便後、動物を触った後等は手をよく洗いましょう。
・台所は清潔に保ち、まな板、ふきん等の調理器具は十分に洗浄消毒をしましょう。
・生鮮食品や調理後の食品を保存するときは、冷蔵庫(10℃以下)で保管し、早めに食べましょう。
・食肉など加熱して食べる食品は、中心部まで火を通すとともに、焼き肉等の際は生肉を扱うはしと
食べるはしを別々にしましょう。
・乳幼児や高齢者など、抵抗力の弱い人は、生や加熱不十分な肉を食べないようにしましょう。
気になる症状があるときは、医師の診断を受けましょう
・主な初期症状は、「腹痛」、「下痢」等で、更に進むと水様性血便になります。
患者からの二次感染に気をつけましょう
・二次感染を防止するため、患者の便に触れた場合は、手をよく洗い消毒しましょう。
・患者が入浴をする場合は、シャワーのみにするか、最後に入浴する等しましょう。
・患児が家庭用ビニールプールで水浴びをする場合、他の幼児とは一緒に入らないようにしましょう。
・なお、患者が衛生に配慮をすれば、二次感染は防止できますので、外出の制限等は必要ありません。
チラシ「腸管出血性大腸菌(O157等)感染症に要注意!!」[PDF:181KB]
関連リンク
岡山県健康推進課ホームページ「腸管出血性大腸菌感染症注意報を発令しました」
https://www.pref.okayama.jp/page/detail-91998.html
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