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気道確保、回復体位
気道の確保(頭部後屈あご先挙上法)
傷病者の喉の奥を広げて空気を肺に通しやすくする(気道の確保)。
- 片手を額に当て、もう一方の手の人差し指と中指の2本をあご先(骨のある硬い部分)に当てて、頭を後ろにのけぞらせ(頭部後屈)、あご先を上げる(あご先挙上)。
ポイント
- 指で下あごの柔らかい部分を強く圧迫しないようにする。
回復体位
- 意識はないが十分な呼吸をしている場合には、吐物等による窒息を防ぐため、傷病者を回復体位にする。
- 下あごを前に出し、両肘を曲げ上側の膝をやく90度曲げて、傷病者が後ろに倒れないようにする。
回復体位(側臥位)