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「平櫛田中生誕140年記念 春の所蔵名品展」全館展示 ―幼児狗張子、尋牛、鏡獅子試作裸形-

公開日 2017年02月16日

最終更新日 2017年02月21日

過去の特別展

「平櫛田中生誕140年記念 春の所蔵名品展」
全館展示 ―幼児狗張子、尋牛、鏡獅子試作裸形-

会期

平成24(2012)年4月27日(金)~7月1日(日)

開館時間

午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)

休館日

月曜日
特別開館   4月30日(月)、5月1日休館

※展覧会終了後の7月2日(月)~7月5日(木)までは、展示替えのため休館させていただきます

主催・会場

井原市立田中美術館

入館料

  • 一   般:400円(300円)
  • 65歳以上・高校生以下:無料
    ※( )内は有料団体20名以上の料金

内容

 平成24(2012)年は、近代彫刻界の巨匠・平櫛田中が井原市に生を享けて140年の節目の年となります。
 平櫛田中は、明治5(1872)年、後月郡西江原村(現在の井原市西江原町)に田中謙造、以和夫妻の長男として生まれ、倬太郎と名付けられました。
 明治15年に平櫛家の養子となりますが、井原での生活は続き、明治18年、13歳で福山市今津町の養父母の家に移るため、井原を離れました。父や兄弟姉妹が転居したこともあって、その後55年以上の歳月、故郷に帰ることがありませんでした。
 戦時中から戦後にかけ、折に触れ帰郷をする機会が増えるたびに、故郷の風景に癒され、人々の温かい歓迎に心和み、ついに昭和44年、97歳の年に井原市田中館が開館する運びとなりました。 昭和54年、107歳で逝去するまで故郷井原への贈り物は続きました。
 本展では当館の収蔵する平櫛田中作品を全館展示することにより、彫刻家平櫛田中の生誕140年を寿ぎます。

出品作品

  • 平櫛田中作品 収蔵作品の全館全室展示
  • 木彫36点(未完成3点、寄託作品木彫7点を含む)
  • ブロンズ19点(完成作―寄託作品ブロンズ1点を含む)
  • 石膏19点
  • 書 22点(寄託作品書13点を含む)
  • 愛蔵品3点、書簡4点、資料4点など

  • 合計 107点

作品の紹介

試作鏡獅子
試作鏡獅子
鏡獅子試作頭
鏡獅子試作頭
尋牛
尋牛
幼児狗張子
幼児狗張子