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良寛来
更新日:2024年2月28日更新
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- 良寛来(りょうかんらい)
- 1930年頃(昭和5年頃)
- ブロンズ
良寛は江戸後期、越後出身の禅僧であり歌人でもあります。たくさんの国をめぐって修行した後、故郷へ帰り国上山の五合庵などに住み、村の子どもを友とし俗世間から離れて生活しました。
良寛を描いたものはいくつかありますが、この姿は服装から見て、何か自分の好きな風流のある集まりにいそいそと出掛けて行く姿のように見えます。また、面長な細い顔、すますようにしめた口元、ややつり目の表情には自由奔放を内に秘めた利口な雰囲気がにじみでています。