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秋季特別展「田能村直入と森六峰」
更新日:2024年2月28日更新
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過去の特別展
秋季特別展「田能村直入と森六峰」
会期
1992年10月2日~11月3日
内容
田能村直入は、近世日本南画史の棹尾を飾った巨星・田能村竹田の養嗣子としてその遺志を継いで、京都府画学校創設に私財を投じ、又私塾南宗画学校を、更に全国的な組織・日本南画協会を設立して後進の育成と南画の復興に生涯を捧げました。
森六峰は、郷土の南画家・河合栗邨の画塾に学び京都に出て、田能村直入に師事して近代南画の奥義を研鑽した直入最晩年の愛弟子です。晩年は郷里井原へ住んで詩書にも親しみながら彩管をふるいました。
本展覧会では、二人がそれぞれ中央と地方の南画界で果たした役割とその業績を紹介しました。
主な出品作品
田能村直入
- 「唐之美人図」
- 「歳寒参友」
- 「竹田居士肖像」
森六峰
- 「遊仙崖閑居図」
- 「秋景山水」
- 「赤壁図」