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第28回平櫛田中賞受賞記念 安藤榮作展 Soul・Life・Spirit

更新日:2024年2月28日更新 印刷ページ表示

会期

平成29年9月15日(金曜日)~11月5日(日曜日)

開館時間

9時~17時(入館は閉館30分前まで)

※9月15日は、10時30分から開館します。

休館日

月曜日(祝日の場合は開館し、翌日が振替休館)

観覧料

一般 700(560)円/65歳以上 350(280)円/高校生以下無料

( )内は前売り、および20名以上の団体料金

受付で年齢が確認できる証明書をご提示ください。

※前売券は、チケットぴあ、セブンイレブン、サークルK、サンクス(4店共通Pコード:P768-521)、ローソンチケット(Lコード:L62549)、山陽新聞社サービスセンター、笠岡市立竹喬美術館、華鴒大塚美術館、ぎんざや、喫茶パレット(倉敷市立美術館内)、インディスク(天満屋倉敷店内)など岡山県内の各プレイガイド、井原市内の公共施設でお求めください。

概要

彫刻家・安藤榮作(1961年生)は、東京藝術大学で山本正道、細川宗英の教室に学び、卒業後は制作の拠点を福島県いわき市に移しました。東北の山中で、安藤はひたすら原木を手斧で叩き続けるというストイックな制作手法を確立します。斧の打痕から生まれるその造形は、荒々しくも生命の歓びに満ちたたくましい造形となっています。

2011年3月11日に発生した東日本大震災は、安藤の制作活動を一変させます。津波によって住居とそれまでの作品を喪い、さらに原発事故のために長く親しんだ福島の地を離れます。しかし、安藤は未曾有の大震災を「目覚め」の経験と言います。震災によって人々の絆の深さ、まごころに触れた安藤の制作は、「現代におけるスケールあふれる木彫表現の追求、ヒューマニズムの造形表現の深化」という平櫛田中賞の受賞理由にふさわしい飛躍を遂げたのです。

本展では初期の作品から最新作を含む木彫作品を中心に、ドローイングも加えた、安藤芸術の全貌を紹介する機会となります。力強く、そして優しさに満ちた安藤榮作の木彫世界をお楽しみいただければ幸いです。

撮影 相沢淳一の画像
撮影 相沢淳一

関連イベント

ゲストトーク

講師:安藤榮作(受賞作家)

日時:9月15日(金曜日)10時45分~12時

会場:井原市立田中美術館(申込不要、要入館券)

学芸員によるギャラリートーク

日時:10月7日(土曜日)・21日(土曜日) 13時30分~14時15分

会場:井原市立田中美術館(申込不要、要入館券)

出品作品

コズミックヘッド 2011年 個人蔵 撮影 相沢淳一の画像
​コズミックヘッド 2011年 個人蔵 撮影 相沢淳一

コズミックボディー 2011年 福島県立美術館寄託 撮影 相沢淳一の画像
​コズミックボディー 2011年 福島県立美術館寄託 撮影 相沢淳一

宇宙動力 2011年 福島県立美術館寄託 撮影 相沢淳一の画像
​宇宙動力 2011年 福島県立美術館寄託 撮影 相沢淳一

光のさなぎ 2013年 作家蔵の画像
​光のさなぎ 2013年 作家蔵

狛ちゃんシリーズ 2017年 作家蔵の画像
​狛ちゃんシリーズ 2017年 作家蔵

天と地の和解 2016年 作家蔵の画像
​天と地の和解 2016年 作家蔵

鳳凰 2016年 作家蔵の画像
​鳳凰 2016年 作家蔵

鳳凰 2017年 作家蔵の画像
​鳳凰 2017年 作家蔵

※安藤展チラシ(表)はこちら[PDFファイル/470KB]

※安藤展チラシ(裏)はこちら[PDFファイル/512KB]

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