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開館50周年記念特別展「没後40年 平櫛田中 美の軌跡」
会期
令和元年9月20日(金曜日)~11月10日(日曜日)
※会期中、一部展示替があります。
開館時間
午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
※9月20日は、10時40分頃から開館します。
休館日
月曜日(ただし、祝日の場合は開館し、翌日が振替休館)
入館料
個人:800円(640円)
※( )内は20名以上の団体料金および前売券料金
※前売券の払い戻しはできません
※11月3日は開館50周年を記念した無料公開日となります。
※前売券は、チケットぴあ(Pコード:769-853)、セブンチケット(セブンコード:077-403)、ローソンチケット(Lコード:61967)、山陽新聞社サービスセンター、笠岡市立竹喬美術館、華鴒大塚美術館、岡山県内の主要プレイガイド、井原市内の公共施設でお求めください。
主催
井原市立田中美術館
共催
山陽新聞社
後援
朝日新聞岡山総局、中国新聞備後本社、毎日新聞岡山支局、読売新聞岡山支局、Ksb瀬戸内海放送、Ohk岡山放送、Rnc西日本放送、Rsk山陽放送、Tscテレビせとうち、FM岡山、FMくらしき、エフエムふくやま、岡山県郷土文化財団、井原市文化協会、井原放送、井原鉄道
概要
岡山県井原市出身の彫刻家・平櫛田中は、およそ一世紀にわたって日本近代彫刻史に大きな足跡を残しました。このたび井原市立田中美術館では、開館50周年記念特別展「没後40年 平櫛田中 美の軌跡」を開催し、その生涯と芸術を回顧します。
明治30年(1897)に上京した平櫛田中は、高村光雲門下の彫刻家たちと交流を深め、本格的に彫刻の道を志しました。明治維新後、衰退の途にあった木彫を自分の仕事と定め、岡倉天心の感化も受けながら、独自の芸術を模索することになります。
国内外の博覧会、日本彫刻会や文展で活躍し、大正3年(1914)の再興第1回日本美術院展覧会に参加します。会期半ばに同人に推挙され、以後、院展彫刻部(のち彫塑部)の主力作家として、《転生》や《鏡獅子》などの代表作を同展で発表しました。
平櫛田中は、西洋彫塑の影響を受けた初期の写実的な作風から、日本東洋の古美術を学ぶことで、近代的な木彫の世界を開拓していきました。そうした平櫛田中の芸術を郷土の誇りとして顕彰するため、昭和44年(1969)に井原市田中館(現在の井原市立田中美術館)が開館しました。
平櫛田中の没後40年、井原市立田中美術館の開館50周年という節目の年に開催する本展では、木彫作品を中心に、ブロンズや石膏原型など、国内にある代表的な作品約80点を一堂に会し、平櫛田中の追求した美の軌跡をたどります。
イベント
尾上右近トーク&パフォーマンス「平櫛田中が見た鏡獅子」
日時:9月22日(日曜日)【開場】14時30分 【開演】15時
会場:井原市民会館
特典:上記チケットを購入した方は、9月22日(日曜日)当日に限り、チケットを美術館受付で提示すると、本展を割引料金(640円)で観覧できます。
※イベントの詳細、申し込みについては、井原市民会館(0866-62-3313)までお問い合わせください。
記念講演会「平櫛田中の生涯と芸術の魅力」
講師:藤井明氏(小平市平櫛田中彫刻美術館学芸員)
日時:10月5日(土曜日) 13時30分~15時
会場:井原市民会館 鏡獅子の間(申込・聴講料不要)
ギャラリートーク「平櫛田中を知る」
日時:10月19日(土曜日)・11月2日(土曜日) 14時~15時
会場:井原市立田中美術館(申込不要、要入館券)
出品作品
唱歌君が代 1901年 小平市平櫛田中彫刻美術館蔵
降魔 1922年 小平市平櫛田中彫刻美術館蔵
鶴氅 1942年 東京国立近代美術館蔵
馬郎婦菩薩像 1935年 善立寺蔵
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