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井原市は、1600年代初頭(しょとう)から綿花(めんか)・藍(あい)の栽培が行われており、厚地藍染織物(あつじあいぞめおりもの)の生産がさかんな地域でした。1960年ごろには、古くから生産されてきた厚地織物の生産・縫製技術(ほうせいぎじゅつ)を生かして、日本で初めてデニム地の生産を開始しました。このことから、井原は、「日本のデニムの聖地」と呼ばれています。
1970年ごろから、若者を中心に爆発的(ばくはつてき)なジーンズブームがおとずれ、年間1,500万本、国内の75%の生産量(せいさんりょう)を誇(ほこ)っていた時期があり、現在では、安価(あんか)な輸入品(ゆにゅうひん)の台頭(たいとう)により生産量は減少(げんしょう)しましたが、古くから続く確かな技術の継承(けいしょう)と創意工夫(そういくふう)を継続(けいぞく)しており、欧米(おうべい)を中心に多く輸出(ゆしゅつ)されるなど、井原デニムは世界最高品質の1つと認められています。
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