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経ヶ丸グリーンパークはファミリー向けの体験型(たいけんがた)アミューズメントパークとして、市内外の人たちに愛されています。幼児(ようじ)向けには「経ヶ丸わくわくドラゴンハウス」、ファミリーには「経ヶ丸オートキャンプ場」、グループやサークルには「グリーンスポーツハウス」とさまざまな顔をもっています。
そのほか、「自由広場」「トリムコース(アスレチック)」「ロングすべり台」「子供の村」「パターゴルフ」など、一日中楽しめる施設となっています。バンガローもありますので、泊まりがけで楽しむのもいいでしょう。夏の夜は虫たちの声でいっぱいになり、ムード満点です。
美星町(びせいちょう)はその名のとおり星が美しく見える町として知られ、光害防止条例(ひかりがいぼうしじょうれい)で星空は守られています。この国内最大級の口径(こうけい)101センチメートルの望遠鏡(ぼうえんきょう)を持つ公開天文台(こうかいてんもんだい)で美しい星を見ることができます。七夕(たなばた)の日などは天の川(あまのがわ)を見ようと、夜遅くまで見物客(けんぶつきゃく)でにぎわい、周辺では七夕祭りが開催されます。
美星天文台は、どなたでも気軽に星をご覧いただける国内でも最大規模(さいだいきぼ)の公開天文台です。
中世夢が原は、鎌倉(かまくら)から室町(むろまち)時代にかけての吉備高原(きびこうげん)一帯にみられたむらのようすを、絵巻物(えまきもの)や発掘資料(はっくつしりょう)をもとに、時代考証(じだいこうしょう)により再現(さいげん)したものです。
中世の門をくぐり、山肌(やまはだ)をふみかためてできた峠(とうげ)の道をゆくと、むらの入口には辻堂(つじどう)がたっています。あたりには五輪塔(ごりんとう)が点在(てんざい)し、農家(のうか)では草履(ぞうり)つくりなどのわら仕事がおこなわれ、かまどからは炊事(すいじ)の煙(けむり)がのぼっています。
もうひとつの峠をこえると、そこは三斎市(さんさいいち)のにぎわい。
市(いち)のむこうには山城(やましろ)がそびえ、戦(いくさ)に備えて物見櫓(ものみやぐら)や兵糧(ひょうろう)をたくわえた詰所(つめしょ)があります。山城からは領内(りょうない)が一望(いちぼう)でき、山裾(やますそ)には城主(じょうしゅ)がすんでいた「館(やかた)」があります。
中世夢が原はそうした中世のむらの風景を演出(えんしゅつ)しています。
大河ドラマ「武蔵(むさし)」や映画「あずみ2」のロケ地にもなりました。
宿泊施設(しゅくはくしせつ)、グランド、体育館、弓道場(きゅうどうじょう)を備えた団体向け研修施設で、美星天文台に近く、星を見たあとの宿泊に便利(べんり)です。