公開日 2023年05月30日
最終更新日 2023年08月23日
会 期
令和5年7月15日(土)~9月29日(金)
開館時間
午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休 館 日
月曜日(ただし、祝日の場合は開館し、翌日が振替休館)
入 館 料
500円(15人以上の団体400円)
高校生以下、市内在住の65歳以上、身体障害者手帳等をお持ちの方は無料
概 要
平櫛田中は、大正3年の再興第1回院展に出品して以来、日本美術院の同人として長きにわたり近代木彫を代表する幾多の名作を発表しています。院展は優れた芸術家を輩出し、現在に至るまで近代日本美術を牽引してきました。
田中の作品の特徴の一つに鮮やかな彩色が挙げられますが、彩色は表現技法を熟知した彩色の専門家や日本美術院の同朋に依頼しており、田中の彩色への関心の高さは代表作《鏡獅子》の誕生に繋がります。
田中は日本美術院にゆかりのある画家たちの作品を旧蔵しており、そのコレクションの一部が当館に所蔵されています。本展では、田中が敬慕する岡倉天心の遺志を受け継ぎ、日本美術院を再興した横山大観や下村観山、木村武山の作品から、現在活躍する院展作家の作品までをご紹介します。院展の画家たちが歴史を紡ぎながら開花させた美しい日本画の世界をお楽しみください。
関連イベント
■平櫛田中ワークショップ エンジョイデンチュウ!「粘土で自分の顔を作ろう!」
講 師:倉敷芸術科学大学 田丸稔教授
日 程:8月20日(日)
時 間:13時30分~16時(受付は13時から)
会 場:講習室(平櫛田中美術館2階)
対 象:子どもから大人まで(小学生低学年までは保護者同伴)
定 員:20名
参加費:500円(観覧料含む)
持参品:鏡
※このワークショップは終了しました
出品作品
横山大観《月明 》1931年
井手康人《精霊の泉》2003年
平櫛田中《源頼朝公像》1933年