ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 平櫛田中美術館 > 展覧会・展示スケジュール > 展示スケジュール【展覧会案内】 > 企画展「写実ー仏像、ロダン、そして鏡獅子ー」

本文

企画展「写実ー仏像、ロダン、そして鏡獅子ー」

更新日:2026年3月1日更新 印刷ページ表示
平櫛田中美術館 企画展 「写実ー仏像、ロダン、そして鏡獅子ー」

平櫛田中美術館 企画展 「写実ー仏像、ロダン、そして鏡獅子ー」

 写実とは、どういう意味でしょうか。辞書では、「物事をありのままに写すこと」とあります。写実と聞くと、写真のような緻密な作品を思い浮かべる方も多いと思います。
 日本では、縄文時代の土偶や古墳時代の埴輪、仏教の伝来とともに仏像などの立体表現が生まれました。これらは鑑賞のための彫刻ではありません。緻密さよりも人々の祈りが込められ、中国や朝鮮半島からの影響を受けながらも日本国内で独自に発展していきます。
 明治期に入ると、文明開化とともに日本の芸術は大きな転換期を迎えます。明治9年に開設された工部美術学校では、イタリア人教師による授業が始まり、「彫刻」という新たな概念が生まれました。そして、西洋の写実表現の本格的な受容が始まります。明治末期頃には、フランスの彫刻家・ロダンの作品が広く知られるようになり、ロダンの生命力溢れる作品は、日本の彫刻家に大きな衝撃と影響を与えています。このように、日本の近代彫刻は常に西洋の動向に対応しながら展開していきます。
 一方、大阪で丁稚奉公をしていた平櫛田中は、明治26年から人形師・中谷省古のもとで彫刻の手ほどきを受けます。また、奈良に移り、法隆寺や薬師寺などの古仏を見学するなど、人形師と仏像から日本固有の写実表現と伝統技法を学びます。
 明治期以降、西洋由来の写実と日本固有の写実が混在する中で、田中は日本の伝統的な木彫に西洋の造形を加えた独自の表現を探究します。そして、この系譜は平櫛田中賞受賞者をはじめとする現代を生きる作家たちにも脈々と受け継がれています。
 本展では、平櫛田中はどのように西洋の写実表現を捉え、独自の芸術を生み出したのか。代表作《鏡獅子》へと繋がる写実表現を探ります。

開館時間  午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで) 
      
休 館 日  月曜日(祝休日の場合は開館し、翌日を振替休日とする)
      ※ゴールデンウィーク中は開館し、5月7日(木)に休館します

入 館 料   500 円( 15 人以上の団体 400 円)
         高校生以下、市内在住の 65 歳以上、
         身体障害者手帳等をお持ちの方は無料

関連イベント

■音楽と作品鑑賞ワークショップ

昨年大好評だったワークショップ。美術館での作品鑑賞とクラリネットによる音楽表現を融合させ、田中の芸術に込められた情熱や魅力を多角的にお伝えします。作品鑑賞とともに、クラリネット奏者・島田明日香さんの美しいクラリネット演奏をお楽しみください。

日程:令和8年5月16日(土)
時間:13時30分〜15時30分(受付開始:13時15分)
場所:平櫛田中美術館 市民ギャラリー
対象:0歳〜どなたでも
参加費:大人 1,000円、高校生以下 500円、3歳以下 無料
定員:30名程度(先着順)
申込:4月21日(火)から受付。電話、メール、下記の電子申請にてお申し込みください

Adobe Reader<外部リンク><外部リンク>

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)