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平櫛田中をめぐる画家たち「大観・観山・武山」
更新日:2024年2月28日更新
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過去の特別展
平櫛田中をめぐる画家たち「大観・観山・武山」
会期
1990年10月27日~11月25日
内容
大正3年、岡倉天心の遺志を継いだ横山大観・下村観山・木村武山らによって日本美術院が再興され、田中もこれに参加し、美術院彫刻部の要となって院の経営に参画しました。
東京・上野桜木町の田中のアトリエは、大正8年に大観・観山・武山の援助によって建てられたものであり、良き時代の美術院の仲間意識を示すものと言えるでしょう。
本展覧会は天心の薫陶を受けて、その理想をそれぞれの芸術の中に開花させた巨匠たちの友情とその作品を鑑賞していただきました。
主な出品作品
横山大観
- 「老君出関」
- 「月明」
- 「満ち来る朝潮」
- 「仲秋の月」
下村観山
- 「狐の婚礼」
- 「南泉和尚」
- 「富士」
- 「春の朝」
木村武山
- 「義家勿来関」
- 「イソップ物語」
- 「瀑布図」