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平櫛田中生誕120年記念展「平櫛田中と戸田天波」
更新日:2024年2月28日更新
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過去の特別展
平櫛田中生誕120年記念展「平櫛田中と戸田天波」
会期
1991年4月27日~5月26日
内容
戸田天波は明治13年、井原市西江原町に生まれます。京都市美術工芸学校絵画科から東京美術学校日本画科に進み、同校在学時代、第2回、第3回文展に連続入選します。京都時代に今尾景年、上京して橋本雅邦・寺崎広業に師事しました。齢半ばにして病を得、遂に天与の才能を開花結実することなく、昭和36年81歳で他界しました。
天波は上京して間もなく雅邦を介して田中を知り、同郷の大先輩として敬愛し、田中もまた自分を慕う彼の心情とその画業に期待を持ち、二人の親交が結ばれました。
二人の友情を偲びながら天波の遺作と彼が師事した景年、雅邦、広業の作品を加えて展示し、その画業を振り返りました。
主な出品作品
- 戸田天波「園の秋」
- 今尾景年「安宅之関図」
- 橋本雅邦「壽老図」
- 寺崎広業「悉達多語天使」
- 平櫛田中「幼児狗張子」