本文
第20回平櫛田中賞受賞記念「三沢厚彦展」-Animals-
更新日:2024年2月28日更新
印刷ページ表示
過去の特別展
第20回平櫛田中賞受賞記念「三沢厚彦展」-Animals-
会期
2001年9月22日~11月11日
内容
三沢厚彦氏は昭和36年京都府に生まれました。東京芸術大学大学院彫刻専攻で学び、現在は東京芸術大学非常勤講師を務めるかたわら、グループ展や個展で作品を発表しています。
作品は、色々な素材をよせ集めて作るアッサンブラージュの手法を経て、現在は単素材により色々な種類の動物を制作しています。主に楠を用い、油絵具で着色します。色を付けてはまた彫るという作業を繰り返し作品を完成させますが、形を見極めるために何度も引き直した鉛筆の線が木の表面に残っていたり、ノミの跡がはっきり見えていたりと、絵画的な味わいを持っています。「動物をモティーフとすることで、人間の存在を、より強く意識することが出来たり、親しみやすさの中にも深い味わいを感じ取ることがでる」と作者は語ります。
主な出品作品
彫刻39点・ドローイング18点、計57点
- 「コロイドトンプ(ウマグマ)」
- 「コロイドトンプ(彫刻ノウト)」
- 「Animal」
- 「Dog」
- 「Cat」
- 「Head」