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「平櫛田中生誕140年記念 春の所蔵名品展」全館展示 ―幼児狗張子、尋牛、鏡獅子試作裸形-
過去の特別展
「平櫛田中生誕140年記念 春の所蔵名品展」
全館展示 ―幼児狗張子、尋牛、鏡獅子試作裸形-
会期
平成24(2012)年4月27日(金曜日)~7月1日(日曜日)
開館時間
午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日
月曜日
特別開館 4月30日(月曜日)、5月1日休館
※展覧会終了後の7月2日(月曜日)~7月5日(木曜日)までは、展示替えのため休館させていただきます
主催・会場
井原市立田中美術館
入館料
- 一般:400円(300円)
- 65歳以上・高校生以下:無料
※( )内は有料団体20名以上の料金
内容
平成24(2012)年は、近代彫刻界の巨匠・平櫛田中が井原市に生を享けて140年の節目の年となります。
平櫛田中は、明治5(1872)年、後月郡西江原村(現在の井原市西江原町)に田中謙造、以和夫妻の長男として生まれ、倬太郎と名付けられました。
明治15年に平櫛家の養子となりますが、井原での生活は続き、明治18年、13歳で福山市今津町の養父母の家に移るため、井原を離れました。父や兄弟姉妹が転居したこともあって、その後55年以上の歳月、故郷に帰ることがありませんでした。
戦時中から戦後にかけ、折に触れ帰郷をする機会が増えるたびに、故郷の風景に癒され、人々の温かい歓迎に心和み、ついに昭和44年、97歳の年に井原市田中館が開館する運びとなりました。昭和54年、107歳で逝去するまで故郷井原への贈り物は続きました。
本展では当館の収蔵する平櫛田中作品を全館展示することにより、彫刻家平櫛田中の生誕140年を寿ぎます。
出品作品
- 平櫛田中作品 収蔵作品の全館全室展示
- 木彫36点(未完成3点、寄託作品木彫7点を含む)
- ブロンズ19点(完成作―寄託作品ブロンズ1点を含む)
- 石膏19点
- 書 22点(寄託作品書13点を含む)
- 愛蔵品3点、書簡4点、資料4点など
- 合計 107点
作品の紹介
試作鏡獅子
鏡獅子試作頭
尋牛
幼児狗張子