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秋季特別展「没後10年 片岡球子 情熱の日本画」

更新日:2024年2月28日更新 印刷ページ表示

会期

平成30年9月14日(金曜日)~11月4日(日曜日)

※会期中、一部展示替があります。

開館時間

9時~17時(入館は閉館30分前まで)

※9月14日は開会式のため、10時40分から開館します。

休館日

月曜日(祝日の場合は開館し、翌日が振替休館)

主催

井原市立田中美術館

共催

山陽新聞社

後援

中国新聞備後本社、読売新聞岡山支局、朝日新聞岡山総局、毎日新聞岡山支局、Rsk山陽放送、Ksb瀬戸内海放送、Rnc西日本放送、Tscテレビせとうち、Ohk岡山放送、oniビジョン、FM岡山、FMくらしき、エフエムふくやま、岡山県郷土文化財団、井原市文化協会、井原放送、井原鉄道

観覧料

一般800(640)円/65歳以上 400(320)円/高校生以下無料

 ( )内は前売り、および20名以上の団体料金

 受付で年齢が確認できる証明書を必ずご提示ください。

※前売券は、チケットぴあ、セブンイレブン、サークルK、サンクス(4店共通Pコード:769-192)、ローソンチケット(Lコード:62411)、山陽新聞社サービスセンター、笠岡市立竹喬美術館、華鴒大塚美術館、ぎんざや、喫茶パレット(倉敷市立美術館内)、インディスク(天満屋倉敷店内)など岡山県内の各プレイガイド、井原市内の公共施設でお求めください。

概要

 戦後日本画壇にエネルギッシュな作品で挑み続けた片岡球子。球子の没後10年を迎える今年、井原市立田中美術館では、秋季特別展「没後10年 片岡球子 情熱の日本画」を開催します。

 明治38年(1905)、球子は北海道に生まれました。女子美術学校(現在の女子美術大学)で日本画を学んだ球子は、卒業後、小学校教諭としての激務のかたわら、展覧会に出品しては落選を繰り返し、「落選の神様」とまで呼ばれるようになります。

 しかし昭和5年(1930)、再興日本美術院展に《枇杷》が初入選し、「ゲテモノ」と揶揄された個性的な作風も次第に注目を集めるようになります。小林古径の言葉にも励まされ、ひたむきに自己の芸術を追求する球子の制作姿勢は、旧来の日本画壇に新風を吹き込むものとなりました。

 昭和27年(1952)、院展同人となった球子は、彼女の情熱が奔流となったかのように旺盛な制作を続け、国内外での展覧会、女子美術大学や愛知県立芸術大学での後進の指導など、かつての逆境を覆す活躍をみせます。平成元年(1989)には、それまでの画業に対して文化勲章を受けました。

 本展覧会では、身近な人びとをモデルとした初期の人物画をはじめ、桜島や富士山など日本各地を写生旅行して生まれた風景画、浮世絵師など歴史上の人物に肉薄したライフワーク「面構」、晩年に新境地を拓いた裸婦シリーズなど、球子の代表的な作品約40点を展観します。球子の103年にわたる長い生涯のなかで絶えることのなかった情熱、そこから生まれたダイナミックで個性的な日本画の世界をご堪能いただければ幸いです。

同時開催

「完成60年記念 平櫛田中《鏡獅子》特集」

片岡球子展のチラシはこちらです。[PDFファイル/9.96MB]

関連イベント

日本画ワークショップ「つらがまえ 顔を描く!」

講師:森山知己氏(日本画家、倉敷芸術科学大学教授)

日時:9月22日(土曜日) 13時30分~15時30分

会場:井原市文化財センター「古代まほろば館」2階研修室

定員:先着15名 ※9月9日までに美術館へ要申込

参加費:400円

学芸員によるギャラリートーク

日時:10月13日(土曜日)・27日(土曜日) 13時30分~14時15分

会場:井原市立田中美術館(申込不要、要入館券)

片岡球子展 記念講演会の延期について(お知らせ)

10月6日(土曜日)に予定されている片岡球子展の記念講演会につきまして、台風25号の接近による交通機関の混乱、各種警報の発令が予想されています。そのため、記念講演会については、下記の日時に延期いたしますので予めご了承ください。

演題:「片岡球子の奔放な世界」

講師:国立国際美術館長 山梨俊夫氏

日時:平成30年10月14日(日曜日) 13時30分~15時00分

会場:井原市民会館 鏡獅子の間(申込・聴講料不要)

ご来場を予定されていました皆さまには大変ご迷惑をおかけいたしますが、何とぞご理解を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

出品作品

​山(富士山) 北海道立近代美術館 1964年の画像
​山(富士山) 北海道立近代美術館 1964年

​四季の花 東京都現代美術館 1969年の画像
​四季の花 東京都現代美術館 1969年

​初夏 北海道立近代美術館 1956年の画像
​初夏 北海道立近代美術館 1956年

​潮 名古屋市美術館 1958年の画像
​潮 名古屋市美術館 1958年

​面構 雪舟 個人蔵 1996年の画像
​面構 雪舟 個人蔵 1996年

​面構(歌川派の三羽烏 広重・国芳・国貞) 日本芸術院 1989年の画像
​面構(歌川派の三羽烏 広重・国芳・国貞) 日本芸術院 1989年

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