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食品ロス実態調査の結果について
市では、食品ロス削減およびごみ減量化・資源化を推進するための基礎資料として、市内の家庭から発生している食品ロスの現状を把握するため、「食品ロス実態調査」を実施しました。
本調査では、家庭から集積所へ出された「燃やすごみ」の中から食品廃棄物(生ごみ)を分類し、食品ロスの割合を調査しました。
食品廃棄物のうち、調理くずを除く、直接廃棄および食べ残しを食品ロスとしました。過剰除去は判断が難しいため、今回の調査では調理くずに含めました。
※調理くず:野菜や果物の皮、魚や鳥獣の骨などの食べられない部分
直接廃棄(手付かず食品):賞味期限切れなどにより使用・提供されずに直接廃棄されたもの
食べ残し:食卓にのぼった食品のうち、食べきられずに廃棄されたもの
過剰除去:不可食部分を除去する際に過剰に除去された可食部分。厚くむき過ぎた野菜の皮など
なお、本調査は環境省の「令和4年度市区町村食品ロス実態調査支援事業」を活用して実施しました。
調査結果
- 家庭から排出された「燃やすごみ」905kgのうち、「食品廃棄物」は325.54kg、36%であった。
- 「食品廃棄物」のうち、「食品ロス(直接廃棄、食べ残し)」は126.80kg、39%であった。
- 1人1日あたりの家庭から排出される食品ロス発生量を推計すると52.1gであった。
参考)日本平均の1人1日あたりの家庭系食品ロス発生量(令和2年度推計)は53.5g。
岡山県平均の1人1日あたりの家庭系食品ロス発生量(令和元年度推計)は53g。
調査の様子
作業風景
調理くず
食べ残し
直接廃棄
報告書
【岡山県井原市】令和4年度食品ロス実態調査報告書[PDFファイル/1.8MB]
環境省「食品ロスポータルサイト」<外部リンク> ※市区町村食品ロス実態調査支援報告書を掲載しています。