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【注意喚起】麻しん(はしか)の感染事例が国内で報告されています!

ページID:0002151 更新日:2024年2月28日更新 印刷ページ表示

令和5年5月12日現在、麻しん(はしか)の感染事例が国内で報告されました。

海外における流行が報告されており、今後、さらなる輸入症例や国内における感染伝播事例が

増加することが懸念されます。

▼厚生労働省HP▼

麻しんについて<外部リンク>

▼麻しんの予防接種に関する啓発リーフレット▼

麻しん(はしか)はワクチン接種が予防に有効です!<外部リンク>

麻しん(はしか)はどんな病気?

麻しんは、麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症として知られています。

感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れます。

2~3日熱が続いた後、39℃以上の高熱と発疹が出現します。

肺炎、中耳炎を合併しやすく、患者1,000人に1人の割合で脳炎が発症すると言われています。

死亡する割合も、先進国であっても1,000人に1人と言われています。

その他の合併症として、10万人に1人程度と頻度は高くないものの、麻しんウイルスに感染後、特に学童期に亜急性硬化性全脳炎(SSPE)と呼ばれる中枢神経疾患を発症することもあります。

 

麻しんウイルスの感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染で、ヒトからヒトへ感染が伝播し、その感染力は非常に強いと言われています。免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症し、一度感染して発症すると一生免疫が持続すると言われています。

発疹、発熱などの麻しんの症状がある場合

ワクチンを2回接種したことがない方やこれまで麻しんに罹患したことがない方は、感染するリスクがあります。

麻しんの疑いがあることをかかりつけ医や医療機関に電話等で伝え、受診の要否等を確認してからその指示に従ってください。また、麻しんの感染力は非常に強いと言われています。

医療機関へ移動される際は、周囲の方への感染を防ぐためにもマスク着用し、公共交通機関の利用を可能な限り避けてください。

麻しん(はしか)はワクチン接種が予防に有効です!

定期接種時期に、麻しん風しん混合(MR)ワクチンをなるべく早く接種しましょう。

1回目:生後12か月から生後24か月に至るまでの間にある幼児が対象

2回目:小学校就学前の1年間、幼稚園、保育所等の最年長クラス児童が対象

 

また、定期接種の時期にない方で、「麻しんにかかったことがなく、ワクチンを1回も受けたことがない方」は、かかりつけの医師にご相談ください。

麻しん含有ワクチン(主に接種されているのは、麻しん風しん混合ワクチン)を接種することによって、95%程度の人が麻しんウイルスに対する免疫を獲得することができると言われています。

また、2回の接種を受けることで1回の接種では免疫が付かなかった方の多くに免疫をつけることができます。

 

◎麻しん含有ワクチンは、ニワトリの胚細胞を用いて製造されており、卵そのものを使っていないため

 卵アレルギーによるアレルギー反応の心配はほとんどないとされています。

 しかし、重度のアレルギー(アナフィラキシー反応の既往のある人など)のある方は、ワクチンに含まれるその他の成分によるアレルギー反応が生ずる可能性もあるので、接種時にかかりつけの医師に相談してください。

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