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【感染症予防】海外へ渡航される方へ

ページID:0002179 更新日:2024年2月28日更新 印刷ページ表示

 日本では、ゴールデンウィークを控え、人の移動が増加することが予想されます。

 海外では、日本に存在しない感染症や日本よりも高い頻度で発生している感染症が報告されており、感染症に罹患するリスクが高まります。

 海外で感染症にかからないようにするために、感染症に関する正しい知識と予防方法を身につけましょう。

海外での感染症予防のポイント

 渡航地や渡航先での行動によって異なりますが、感染の可能性が最も高いのは食べ物や水を介した消化器系の感染症です。日本で発生していない、動物や蚊・マダニなどが媒介する病気が海外では流行していることがあり、注意が必要です。人から人に広がる感染力の強い麻しん(はしか)、風しん及びポリオが流行、発生している地域があることにも注意してください。

海外への渡航を計画する前に

 これまでに自分が受けた予防接種について、母子手帳などで確認しましょう。

 海外渡航に際し推奨されている予防接種<外部リンク>で、まだ受けていないものがあれば、時間的な余裕をもって医師に予防接種の相談をするなど、適切な感染予防を心がけましょう。

 定期の予防接種については、予防接種スケジュール(国立感染症研究所)<外部リンク>を確認の上、年齢相応のものがすべて終了しているか、海外渡航前に必ず確認してください。

旅行中に注意すべきこと

 海外では、日本にはない病気がたくさんあります。海外旅行では、時差や気候の違いなどから、(自覚していなくても)様々なストレスを受けます。この結果、免疫力が低下し、病気にかかりやすくなってしまいます。一生治療を続けなければならない病気もあります。無理のないスケジュールを心がけ、避けられる危険を避け、楽しい旅行にしましょう。

  • 生水・氷・カットフルーツの入ったものを食べることは避けましょう。
  • 食事は、十分に火の通った信頼できるものを食べましょう。
  • 蚊・ダニに刺されないように、服装に注意し、必要があれば虫よけ剤を使うなどしましょう。
  • 動物は、狂犬病や鳥インフルエンザなどのウイルスをもっていることがあります。また、ヒトコブラクダはMERSコロナウイルスを持っていることがあります。むやみに近寄ったり、触らないようにしましょう。
  • 薬物やゆきずりの性交渉で感染し、一生後悔することのない行動をとりましょう。
  • 新型コロナウイルス感染症については、マスク着用、手指消毒、不特定多数との接触回避、3密(密閉・密集・密接)のないようにこころがけてください。
  • 咳や発熱、発疹など、なんらかの症状がある方との濃厚な接触は避けるようにしましょう。

帰国時・帰宅後に体調が悪くなったら

帰国時

 空港や港に設置されている検疫所では、渡航者の方を対象に健康相談を行っています。

 帰国時に発熱、咳、発疹、下痢などの症状があったり、具合が悪かったり、体調に不安がある場合や動物に咬まれた、蚊に刺されたなど渡航先での出来事で健康上心配なことがありましたら、お気軽に検疫官までご相談ください。

帰宅後

 感染症には、潜伏期間(感染してから発症するまでの期間)が数日から1週間以上と長いものもあり、渡航中又は帰国直後に症状がなくても、しばらくしてから具合が悪くなる場合があります。

 その場合は、医療機関を受診し、渡航先、滞在期間、現地での飲食状況、渡航先での活動内容、動物との接触の有無、ワクチン接種歴などについて必ず伝えてください。

 その他不安があれば、備中保健所井笠支所(Tel0865-69-1675 Fax0865-63-5750)にお問い合わせください。