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おいしい水

ページID:0001270 更新日:2024年2月28日更新 印刷ページ表示

旧厚生省に「おいしい水研究会」があり「おいしい水の条件」というものを1985年に発表しています。

おいしい水の条件

水質項目 <おいしい水の要件・摘要>

水温

 一般的においしいと感じる水温は、体温プラスマイナス25℃といわれています。

蒸発残留分 <30~200mg/l>

 主にミネラルの含有量を示し、量が多いと苦み・渋みが増し、適度に含まれるとコクのあるまろやかな味となる。

硬度 <10~100mg/l>

 ミネラルの中で量的に多いカルシウム・マグネシウムの含有量を示し、硬度の低い水はくせがなく、高いと好き嫌いがあります。

遊離炭素

 水中の炭酸ガス量のことで、量が多くなると刺激的になります。

過マンガン酸カリウム消費量

 塩素の消費量に影響があり、多いと水本来の味を損ないます。

残留塩素

 カルキ臭を与え、過マンガン酸カリウム消費量と同じく、多いと水本来の味を損ないます。