
倬太郎(たくたろう)が15歳になったときです。
家の仕事がうまくいかなくて貧しい暮らしになりました。倬太郎は学校へ行ってもっと勉強したいと思っていました。しかし、お父さんに、「倬太郎や、うちは貧しくておまえを学校に行かせてやれんのじゃ。
すまんのう。大阪へ出て働いてくれないか。」と言われました。しばらく考えていた倬太郎は、「はい、お父さん、わかりました。」と言って大阪の店へ働きに行くことになりました。
朝早くから夜遅くまで、そうじや水くみをしました。休みは、1年に2回あるだけでとても大変な毎日でした。
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