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「水のある風景」-美しい日本の風土-
更新日:2024年2月28日更新
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過去の特別展
「水のある風景」-美しい日本の風土-
会期
2001年4月27日~5月27日
内容
日本人にとって「水のある風景」は心安らぐ景色です。川や海、滝、水たまり、雨、霧、雪と、水はさまざまに形を変えながら私たちの身近な風景にうるおいを与えてくれます。四方を海に囲まれ、豊かな河川を持つ、美しい水にあふれた日本の自然は、古来より多くの和歌に詠まれ、絵画にあらわされてきました。
今、日本の風景は百年前と比べて、随分と様変わりしているように思われます。近代の画家たちによって描かれた「水のある風景」を集めたこの展覧会が、古き良き日本の景観を今一度私たちの心に呼び覚ますきっかけとなればと、日本画45点を展観しました。
主な出品作品
- 富岡鉄斎「豪渓真景図」
- 竹内栖鳳「平潮」
- 小川芋銭「止水」「瀬上河童」
- 児玉希望「泉声」
- 鏑木清方「夕立」「暮雲低迷」
- 富田渓仙「沖縄三題」
- 松岡映丘「春光」
- 近藤浩一路「広沢雨余」
- 今村紫紅「近江八景(小下絵)」「唐崎旅情」
- 福田平八郎「花菖蒲図」
- 池田遙邨「池」「灯の饗宴」
- 徳岡神泉「池」「流れ」
- 奥田元宋「霧雨」
- 横山 操「親不知夜雨」
- 麻田鷹司「宗像杜沖島」