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財団法人地域創造 平成20年度市町村立美術館活性化事業 世田谷美術館所蔵作品による -風土をみつめる旅-
過去の特別展
財団法人地域創造 平成20年度市町村立美術館活性化事業 世田谷美術館所蔵作品による -風土をみつめる旅-
会期
平成20年8月30日(土曜日)~平成20年10月13日(月曜日・祝日)
休館日
月曜日(ただし、祝休日は開館し、翌日休館)
入館料
- 一般:600円(480円)
- 65歳以上の高齢者:300円(240円)
- 高校生以下:無料
※( )内は前売券・団体20名以上の料金
前売券は、ローソン、チケットぴあ等で7月中旬より販売いたします。
イベント情報
学芸員によるギャラリートーク <要・入館料>
日時:9月4日(木曜日)・10月2日(木曜日) 13時30分~
会場:特別展展示室
記念講演会 <聴講無料>
日時:9月14日(日曜日) 13時30分~15時00分
講師:橋本善八(はしもとよしや)氏(世田谷美術館 美術担当課長)
演題:向井潤吉の画業にふれて
会場:井原市民会館 鏡獅子の間
エッセイ朗読会 <聴講無料>
日時:9月28日(日曜日) 13時30分~15時00分
朗読:「向井潤吉・旅の記憶、旅の言葉」
俳優(劇団黒テント所属) 小篠一成(おざさかずなり)氏
会場:井原市役所1階 市民サロン
※映画「夢みるように眠りたい」(林海象監督)、
NHKドラマ「真田太平記」(池波正太郎原作)、
ギリシャ悲劇「アンティゴネ」(劇団黒テント公演)等に出演
内容
向井潤吉(1901~1995)は京都市に生まれ、浅井忠が創設し、その伝統を受け継いだ関西美術院で洋画を学びました。1920年に二科展に初入選後、1927年渡仏、ル―ヴル美術館でコローをはじめとする西洋名画の模写に没頭し、技法、表現の研究を重ねました。1930年に帰国し、二科展で奨励賞にあたる樗牛賞を受賞。1933年には東京都世田谷区にアトリエ(現・向井潤吉アトリエ館)を構えました。1937年からは陸軍報道班員として中国、東南アジアに赴き、戦争記録画の制作にも従事しました。終戦後の1945年には仲間たちと共に行動美術協会を創立し、以後半世紀にわたり会を主導しました。戦後復興と高度経済成長の中、日本全国を旅して、失われていく風景、日本人の心の故郷(ふるさと)ともいうべき茅葺(かやぶ)き屋根の民家のある風景を描き続け、1995年、93歳で亡くなりました。
このたびは、1919(大正8)年、18歳の《自画像》から、現場で制作した最後の作となった1988(昭和63)年、87歳の《湖東の家》まで、70年にわたる画業を紹介します。克明な写実の手法と精神をもって描かれた、美しい日本の山野にいだかれた人々の暮らしの情景は、私たちの郷愁を呼び覚まさずにはいられません。晩年、作者自らが世田谷美術館に寄贈した作品群より、89点(油彩68点、水彩21点)を精選し、向井芸術の魅力に迫ります。
作品の紹介
岳麓好日
山家雪意
秋風の中の水車
宿雪の峡
峠の下の村
六月の田園
特別展へご招待
定員 100組(1組2人まで)
申込方法
往復はがきにて受けつけます。“向井潤吉展 招待希望”と書き、返信はがきに郵便番号、住所、氏名を記入のうえ、下記まで申し込んでください。
申込期限 8月20日(水曜日)必着(先着順)
通知方法
返信はがきを送付します。
はがき持参の方は、会期中、2名様までご入館いただけます。
(問)
田中美術館(Tel0866-62-8787)
〒715-8601 井原市井原町315 田中美術館
電子メールでのお問い合わせ
dencyu@city.ibara.okayama.jp