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財団法人地域創造 平成20年度市町村立美術館活性化事業 世田谷美術館所蔵作品による -風土をみつめる旅-

更新日:2024年2月28日更新 印刷ページ表示

過去の特別展

財団法人地域創造 平成20年度市町村立美術館活性化事業 世田谷美術館所蔵作品による -風土をみつめる旅-

会期

平成20年8月30日(土曜日)~平成20年10月13日(月曜日・祝日)

休館日

月曜日(ただし、祝休日は開館し、翌日休館)

入館料

  • 一般:600円(480円)
  • 65歳以上の高齢者:300円(240円)
  • 高校生以下:無料
    ※( )内は前売券・団体20名以上の料金
     前売券は、ローソン、チケットぴあ等で7月中旬より販売いたします。

イベント情報

学芸員によるギャラリートーク <要・入館料>
 日時:9月4日(木曜日)・10月2日(木曜日) 13時30分~
 会場:特別展展示室

記念講演会 <聴講無料>
 日時:9月14日(日曜日) 13時30分~15時00分
 講師:橋本善八(はしもとよしや)氏(世田谷美術館 美術担当課長)
 演題:向井潤吉の画業にふれて
 会場:井原市民会館 鏡獅子の間

エッセイ朗読会 <聴講無料>
 日時:9月28日(日曜日) 13時30分~15時00分
 朗読:「向井潤吉・旅の記憶、旅の言葉」
 俳優(劇団黒テント所属) 小篠一成(おざさかずなり)氏
 会場:井原市役所1階 市民サロン
 ※映画「夢みるように眠りたい」(林海象監督)、
 NHKドラマ「真田太平記」(池波正太郎原作)、
 ギリシャ悲劇「アンティゴネ」(劇団黒テント公演)等に出演

内容

 向井潤吉(1901~1995)は京都市に生まれ、浅井忠が創設し、その伝統を受け継いだ関西美術院で洋画を学びました。1920年に二科展に初入選後、1927年渡仏、ル―ヴル美術館でコローをはじめとする西洋名画の模写に没頭し、技法、表現の研究を重ねました。1930年に帰国し、二科展で奨励賞にあたる樗牛賞を受賞。1933年には東京都世田谷区にアトリエ(現・向井潤吉アトリエ館)を構えました。1937年からは陸軍報道班員として中国、東南アジアに赴き、戦争記録画の制作にも従事しました。終戦後の1945年には仲間たちと共に行動美術協会を創立し、以後半世紀にわたり会を主導しました。戦後復興と高度経済成長の中、日本全国を旅して、失われていく風景、日本人の心の故郷(ふるさと)ともいうべき茅葺(かやぶ)き屋根の民家のある風景を描き続け、1995年、93歳で亡くなりました。
 このたびは、1919(大正8)年、18歳の《自画像》から、現場で制作した最後の作となった1988(昭和63)年、87歳の《湖東の家》まで、70年にわたる画業を紹介します。克明な写実の手法と精神をもって描かれた、美しい日本の山野にいだかれた人々の暮らしの情景は、私たちの郷愁を呼び覚まさずにはいられません。晩年、作者自らが世田谷美術館に寄贈した作品群より、89点(油彩68点、水彩21点)を精選し、向井芸術の魅力に迫ります。

作品の紹介

岳麓好日の画像
岳麓好日

山家雪意の画像
山家雪意

秋風の中の水車の画像
秋風の中の水車

宿雪の峡の画像
宿雪の峡

峠の下の村の画像
峠の下の村

六月の田園の画像
六月の田園

特別展へご招待

定員 100組(1組2人まで)
申込方法
 往復はがきにて受けつけます。“向井潤吉展 招待希望”と書き、返信はがきに郵便番号、住所、氏名を記入のうえ、下記まで申し込んでください。
申込期限 8月20日(水曜日)必着(先着順)
通知方法
 返信はがきを送付します。
 はがき持参の方は、会期中、2名様までご入館いただけます。

(問)
 田中美術館(Tel0866-62-8787)
 〒715-8601 井原市井原町315 田中美術館
 電子メールでのお問い合わせ
 dencyu@city.ibara.okayama.jp

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