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子どもの予防接種(要予約)
子どもを病気から守るため、適切な時期に必ず接種しましょう。体調が悪いときに接種を受けると、体に負担がかかってしまうため、体調が良いときに、保護者がお連れください。
注意事項
1)保護者が同伴できない場合、委任状への記入・押印が必要です。
2)持参品
- 母子健康手帳
- 予診票(井原保健センター・医療機関にあります)
3)接種場所
- 市内の医療機関で接種する場合
接種日時について、事前に医療機関へ電話予約をしてください。(市内の予防接種実施医療機関はページ下の「井原市予防接種実施医療機関一覧表」でご確認ください。) - 岡山県内の協力医療機関で接種する場合
接種日時について、事前に医療機関へ電話予約をしてください。(名簿については、岡山県医師会HPの「県内相互乗り入れ予防接種協力医療機関」にて、ご確認ください。) - 岡山県外で接種する場合
事前に「予防接種実施依頼書交付申請書」の提出が必要です。
(ページ下、関連書類よりダウンロードできます。)
詳しくは、健康医療課までお問い合わせください。
4)「対象年齢」を超えた場合、接種費用が自己負担になります。ご注意ください。
「標準的な接種期間」とは、各予防接種の目的から、予防接種を受けることが最も望ましい期間です。
5)任意の予防接種(おたふくかぜ・インフルエンザなど)は、希望によって有料で実施することができます。医療機関に直接ご相談ください。
子どもの定期予防接種(無料)の種類
予防接種の種類が増え、接種スケジュールが複雑になっています。早めにかかりつけの医師と予防接種の計画を立てましょう。
ロタウイルス感染症
主に5歳未満の乳幼児に多くみられる急性胃腸炎の原因ウイルスです。主な症状は下痢・嘔吐・発熱などでときに脱水、けいれん、肝機能異常、腎不全を稀ですが急性脳症等を合併することがあります。
対象年齢 |
標準的な接種期間 |
回数 |
接種間隔 |
---|---|---|---|
1価ワクチン(ロタリックス) 生後6週0日~生後24週0日に至るまで |
初回接種については、生後2か月~出生14週6日後に至るまで |
2回 |
27日以上の間隔をあける |
5価ワクチン(ロタテック) 生後6週0日~生後32週0日に至るまで |
初回接種については、生後2か月~出生14週6日後に至るまで |
3回 |
27日以上の間隔をあける |
Hib(インフルエンザ菌b型)
鼻や喉にいるヒブという菌が体内で増殖し、脳障害を起こす細菌性髄膜炎、呼吸困難になる喉頭蓋炎や細菌性肺炎などを引き起こします。
対象年齢 |
標準的な接種期間 |
回数 |
接種間隔 |
---|---|---|---|
生後2か月~生後60か月に至るまで |
初回接種開始は生後2か月~7か月に至るまで 追加接種は、初回接種終了後7か月~13か月までの間隔をおく |
初回3回 |
27日以上の間隔をあける |
追加1回 |
初回接種終了後、7か月以上の間隔をあける |
※接種開始が生後7か月以降では接種回数が変わります。かかりつけ医とご相談ください。
小児肺炎球菌
鼻やのどにいる肺炎球菌が体内に入り、細菌性肺炎などを起こし、重症化する場合もあります。
対象年齢 |
標準的な接種期間 |
回数 |
接種間隔 |
---|---|---|---|
生後2か月~生後60か月に至るまで |
初回接種開始は生後2か月~7か月に至るまで 追加接種は、生後12か月~15か月に至るまで |
初回3回 |
27日以上の間隔をあける |
追加1回 |
1歳以降、初回接種終了後、60日以上の間隔をあける |
※接種開始が生後7か月以降では接種回数が変わります。かかりつけ医とご相談ください。
B型肝炎
B型肝炎ウイルスは血液や体液を介して感染し、母子感染のほか、性行為や血液の傷口への接触などで感染する恐れがあります。感染者の一部は急性肝炎や慢性肝炎を発症し、慢性肝炎は肝硬変や肝がんに進行する可能性があります。
対象年齢 |
標準的な接種期間 |
回数 |
接種間隔 |
---|---|---|---|
1歳に至るまで |
生後2か月~9か月に至るまで |
3回 |
27日以上の間隔をあけて2回、初回接種から139日以上の間隔をあけて1回接種する |
五種混合:DPT-IPV-Hib(百日せき・ジフテリア・破傷風・不活化ポリオ・ヒブ)
- ジフテリア:ジフテリア菌が喉につき、気道がふさがることで息が出来なくなったり、菌の毒素で神経麻痺や心臓の筋肉の炎症を合併して重症化することもあります。
- 破傷風:破傷風菌が傷口から入り、菌の毒素で筋肉が痙攣する症状を引き起こします。
- 百日せき:百日せき菌がのどにつき、風邪のような症状で始まり、せきが長引きます。痙攣や肺炎を引き起こします。
- ポリオ:ポリオウイルスによる感染症です。感染しても、多くの場合、病気としての明らかな症状はあらわれませんが、手や足に麻痺があらわれ、その麻痺が一生残ってしまうことがあります。
- ヒブ:鼻や喉にいるヒブという菌が体内で増殖し、脳障害を起こす細菌性髄膜炎、呼吸困難になる喉頭蓋炎や細菌性肺炎などを引き起こします。
対象年齢 |
標準的な接種期間 |
回数 |
接種間隔 |
---|---|---|---|
生後2か月~生後90か月に至るまで |
生後2か月~生後7か月に至るまで(20日〜56日までの間隔をあける) |
1期初回:3回 |
20日以上の間隔をあける |
初回接種終了後、6か月~18か月までの間隔をあける |
1期追加:1回 |
1期初回接種終了後、6か月以上の間隔をあける |
※令和6年4月1日~接種開始になりました。
四種混合:DPT-IPV(百日せき・ジフテリア・破傷風・不活化ポリオ)
- ジフテリア:ジフテリア菌が喉につき、気道がふさがることで息が出来なくなったり、菌の毒素で神経麻痺や心臓の筋肉の炎症を合併して重症化することもあります。
- 破傷風:破傷風菌が傷口から入り、菌の毒素で筋肉が痙攣する症状を引き起こします。
- 百日せき:百日せき菌がのどにつき、風邪のような症状で始まり、せきが長引きます。痙攣や肺炎を引き起こします。
- ポリオ:ポリオウイルスによる感染症です。感染しても、多くの場合、病気としての明らかな症状はあらわれませんが、手や足に麻痺があらわれ、その麻痺が一生残ってしまうことがあります。
対象年齢 |
標準的な接種期間 |
回数 |
接種間隔 |
---|---|---|---|
生後2か月~生後90か月に至るまで |
生後2か月~生後12か月に至るまで |
1期初回:3回 |
20日以上の間隔をあける |
初回接種終了後、12か月~18か月までの間隔をあける |
1期追加:1回 |
1期初回接種終了後、6か月以上の間隔をあける |
※令和5年4月1日~生後2か月から接種可能になりました。
BCG(結核)
結核菌が主に肺について肺結核を起こします。子どもの場合、結核性髄膜炎や重い肺の病気等、重症化することもあります。
対象年齢 |
標準的な接種期間 |
回数 |
接種間隔 |
---|---|---|---|
1歳に至るまで |
生後5か月~8か月に至るまで |
1回 |
- |
MR(麻しん・風しん)
- 麻しん:熱、鼻水、せきなどの症状のあと、3日~4日目から全身に発疹が出て、高熱が7日~10日続きます。気管支炎、肺炎、脳炎等を合併しやすいです。
- 風しん:体に赤い発疹が出ます。脳炎や血小板減少紫斑病という合併症を起こす場合があります。
対象年齢 |
標準的な接種期間 |
回数 |
接種間隔 |
---|---|---|---|
1期:1歳~2歳に至るまで |
対象年齢と同じ |
1回 |
- |
2期:5歳~7歳未満で小学校就学前の1年間 |
1回 |
- |
※麻しんと風しんの予防接種を行う場合は、MRワクチンを接種します。麻しん又は風しんのどちらかにかかっていてもMRワクチンを接種できます。1歳になったら早めに受けましょう。
水痘(水ぼうそう)
水痘帯状疱疹ウイルスの感染により、発熱と発疹を伴って発病します。
対象年齢 |
標準的な接種期間 |
回数 |
接種間隔 |
---|---|---|---|
生後12か月~生後36か月に至るまで |
1回目:生後12か月~生後15か月に至るまで 2回目:1回目終了後、6か月~12か月までの間隔をあける |
2回 |
1回目から3か月以上の間隔をあけて2回目を接種 |
日本脳炎
感染した豚の血液から、蚊を介して日本脳炎ウイルスに感染します。多くの場合は無症状ですが、脳炎を起こすと重症化します。
対象年齢 |
標準的な接種期間 |
回数 |
接種間隔 |
---|---|---|---|
1期初回:生後6か月~90か月に至るまで |
3歳~4歳に至るまで |
2回 |
6日以上の間隔をあける |
1期追加:生後6か月~90か月に至るまで |
4歳~5歳に至るまで |
1回 |
1期初回接種終了後、6か月以上の間隔をあける |
2期:9歳~13歳未満 |
9歳~10歳に至るまで |
1回 |
- |
※日本脳炎予防接種の特例措置については、「日本脳炎予防接種の特例措置について」でご確認ください。
二種混合:DT(ジフテリア・破傷風)
対象年齢 |
標準的な接種期間 |
回数 |
接種間隔 |
---|---|---|---|
11歳~13歳に至るまで |
11歳~12歳に至るまで |
1回 |
- |
子宮頸がん
対象者 |
標準的な接種期間 |
回数 |
接種間隔 |
|
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小学校6年生から高校1年生相当の女子 |
中学校1年生 |
2価 |
3回 |
1か月以上の間隔をあけて2回接種後、1回目の接種から5か月以上、かつ2回目の接種から2か月半以上の間隔をあける |
4価 |
1か月以上の間隔をあけて2回接種後、2回目の接種から3か月以上の間隔をあける |
|||
9価 |
15歳になるまでに接種する場合 2回 |
1回目と2回目の接種は、少なくとも5か月以上あけます。 |
||
15歳になってから接種する場合 3回 |
1か月以上の間隔をあけて2回接種後、2回目の接種から3か月以上の間隔をあける |
※子宮頸がん予防ワクチンのキャッチアップ接種については「子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)の接種について」でご確認ください。
関連リンク
岡山県医師会 県内相互乗り入れ予防接種協力医療機関<外部リンク>