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RSウイルス感染症に対する母子免疫ワクチンの定期接種

ページID:0019203 更新日:2026年3月4日更新 印刷ページ表示

令和8年4月1日から、RSウイルス感染症の予防接種(母子免疫ワクチン)が定期接種になります。

 ワクチンの有効性とリスク等を十分にご理解いただいた上で、接種をご検討ください。

RSウイルス感染症とは

 RSウイルスの感染による急性の呼吸器感染症で、乳幼児に多い感染症です。

 RSウイルスは、年齢を問わず何度も感染を繰り返しますが、初回感染時には、より重症化しやすいといわれており、特に生後6か月以内に感染した場合には、細気管支炎や肺炎など重症化することがあります。

 生後1歳までに50%以上が、2歳までにほぼ100%の乳幼児が少なくとも一度は感染する、とされています。

厚生労働省 RSウイルス感染症<外部リンク>

厚生労働省 RSウイルス感染症に関するQ&A<外部リンク>

RSウイルス感染症の予防接種(母子免疫ワクチン)の効果

 妊娠中に母子免疫ワクチンを接種することにより、母体内で作られた抗体が胎盤を通じて胎児に移行し、生まれた乳児が出生時から病原体に対する予防効果を得ることができるワクチンです。

母子免疫ワクチンの効果
    生後90日時点 生後180日時点
母子免疫ワクチンの効果 RSウイルス感染による医療受診を必要とした下気道感染症の予防 6割程度の予防効果 5割程度の予防効果
RSウイルス感染による医療受診を必要とした重症下気道感染症(❈)の予防 8割程度の予防効果 7割程度の予防効果

❈医療機関への受診を要するRSウイルス関連気道感染症を有するRSウイルス検査陽性の乳児で、多呼吸・SpO2 93%未満・高流量鼻カニュラまたは人工呼吸器の装着・4時間を超えるICUへの収容・無反応・意識不明のいずれかに該当と定義しています。

厚生労働省 RSウイルスワクチン<外部リンク>

厚生労働省 RSウイルス母子免疫ワクチン定期接種のご案内(対象者向けリーフレット) [PDFファイル/3.1MB]

厚生労働省 RSウイルス母子免疫ワクチン定期接種のご案内(医療従事者向けリーフレット) [PDFファイル/1.86MB]

対象者

 接種日に、井原市民であり、妊娠28週0日から36週6日までの人

 ❈「対象週数」から外れた場合、接種費用が自己負担になりますので、ご注意ください。

 ❈接種後14日以内に出生した乳児における有効性は確立していないことから、妊娠38週6日までに出産を予定している場合は医師に早めに相談してください。

接種回数

 妊娠ごとに1回接種

接種費用

 無料

持ち物

 ・予診票

 ・本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証等)

 ・妊娠中の赤ちゃんの母子健康手帳

接種場所   

事前に医療機関への予約が必要になります。

(1)市内の医療機関で接種する場合

市内医療機関
医療機関名 電話番号
井原市民病院 62−1133
ほそや医院 62−1373
青木内科 67−3138
井原第一クリニック小児科 67−0632
原田内科医院 63−1620

(2)岡山県内の協力医療機関で接種する場合

 協力医療機関については、岡山県医師会HPに掲載予定ですが、令和8年度版の「県内相互乗り入れ予防接種協力医療機関」が掲載されるまでは、接種を希望する医療機関にて、ご確認ください。

(3)岡山県外で接種する場合

 接種医療機関が決まりましたら、接種前に健康医療課(井原保健センター内)へ「予防接種実施依頼書交付申請書 [PDFファイル/109KB]」の提出が必要です。

 ❈福山市の医療機関については、事前に申請書を提出する必要がない場合があります。  

  詳しくは健康医療課までお問い合わせください。

ワクチンの副反応について

 ワクチンを接種後に以下のような副反応がみられることがあります。

 また、頻度は不明ですが、ショック、アナフィラキシーがみられることがあります。

 接種後に気になる症状を認めた場合は、接種した医療機関へお問い合わせください。

               主な副反応について     ❈厚生労働省作成 
発現割合 主な副反応
10%以上 疼痛(40.6%)、頭痛(31.0%)、筋肉痛(26.5%)
10%未満 紅斑、腫脹
頻度不明 発疹、蕁麻疹

RSウイルス感染症の予防接種をすることができない方

(1)明らかな発熱を呈している方

(2)重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな方

(3)組換えワクチン(アブリスボ®)の成分によってアナフィラキシーを呈したことがあることが明らかな方

(4)その他、医師が不適当な状態と判断した方

RSウイルス感染症の予防接種に注意が必要な方

(1)心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患等の基礎疾患を有する方

(2)予防接種を受けて2日以内に発熱や全身の発疹などのアレルギー症状があった方

(3)けいれんを起こしたことがある方

(4)免疫不全と診断されている方

(5)近親者に先天性の免疫不全症の方がいる方

(6)組換えRSウイルスワクチン(アブリスボ)の成分に対してアレルギーを起こすおそれのある方

(7)妊娠高血圧症候群の発症リスクが高いと医師に診断されたり、今までに妊娠高血圧症候群と診断された方

 (接種によって妊娠高血圧症候群の発症リスクが上がるという報告もあるため)

(8)筋肉内に接種するため、血小板減少症や凝固障害を有する方や抗凝固療法を実施されている方

他のワクチンとの同時接種・接種間隔

 医師が特に必要と認めた場合は、他のワクチンと同時接種が可能です。

 ただし、海外の知見で、百日咳菌の防御抗原を含むワクチンとの同時接種で、百日咳菌の防御抗原に対する免疫応答が低下するとの報告があり、接種間隔等については医師と相談してください。

接種を受けた後の注意点

 ワクチンの接種後30分程度は安静にしてください。また、体調に異常を感じた場合はには、速やかに医師へ連絡してください。

 注射した部分は清潔に保つようにしてください。接種当日の入浴は問題ありません。

 当日の激しい運動は控えるようにしてください。

予防接種健康被害救済制度について

 予防接種は、感染症を予防するために重要なものですが、健康被害(病気になったり障害が残ったりすること)が起こることがあります。極めてまれではあるものの、副反応による健康被害をなくすことはできないことから、救済制度が設けられています。

 接種を受けたご本人及び出生した児が対象となります。制度を申し込む時は、予防接種を受けた時に住民票を登録していた市町村にご相談ください。

 詳しくは、「予防接種健康被害救済制度」をご覧ください。
   

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