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井原市道路橋梁長寿命化計画
井原市が管理する橋梁は、橋長15m以上が58橋、橋長15m未満が445橋の計503橋ありますが、橋長15m以上の橋梁では架設後の平均経過年数は約45年、また、架設後50年を超える橋梁数の割合は、現在の約42%が、10年後には約63%、20年後には約77%となり、高齢化が急速に進んでいく状況です。
このため、アセットマネジメント(※1)の考え方を導入し、従来の「事後保全型の維持管理」(※2)から、定期点検により橋梁の状態を把握し、点検結果に基づく早期補修を計画的に行う「予防保全型の維持管理」を実施することで、橋梁の長寿命化を図っていきます。
(※1)橋梁を資産(アセット)としてとらえ、橋梁の状態を客観的に把握・評価し、中長期的な資産の状態を予測するとともに、予算的制約の中でどのような対策をいつどこに行うのが最適であるかを考慮して、計画的かつ効率的に管理(マネジメント)する手法。
(※2)損傷が顕在化してから、大規模な補修を行う維持管理